現時点において、本ブログの窓で、「火星」を検索すると、「334件」の記事が拾われる。
即ち、今まさに書いている記事が、「火星」について書く「335件目」の記事となっていて、
偶然とはいえ、【DKR】(男、335)=「♂」=「火星」ということを今まさに念押しする形だ。
* * *
・①(2011-07-12)……『真の治療の技術』の「セフィロト」について、単に解説する記事.
・②(2014-11-25)……「a-rá-zu」(supplication)が、「アーレス」(火星)に掛かる、と指摘.
・③(2015-10-19)……「火星」の一つの呼称である「sarru」(偽)について、初めて言及.
・④(2015-10-25)……「Mars」(火星)は、「Mar.tu」(西)を含意する、と指摘.
・⑤(2015-11-01)……ナクシャトラ(月宿)の「九曜」(九執)について、単に解説する記事.
・⑥(2016-01-20)……「火星」の一つの呼称である「makrû」(赤)について、初めて言及.
・⑦(2016-02-06)……カバラで「ゲブラー」に「火星」が配当されることを、単に解説する記事.
・⑧(2016-05-31)……「火の鳥」(フェニクス)と「火星」の繋がりをゲマトリアで示す.
・⑨(2016-06-18)……「māšu」(twin)が、「Mars」(火星)に掛かる、と指摘.
・⑩(2017-05-14)……日本書紀の「狭野」は、「šanû」(other)=「火星」を表す、と指摘.
・⑪(2017-05-14)……「狭野」は、「incomer」という意味で、【OWRBA】(烏、392)を含意する、と指摘.
・⑫(2017-07-19)……ギリシャ語の数価を計算。「ά ρη ς」(火星、309)を提示.(※他の語と一緒)
・⑬(2017-09-02)……【DKR】(男、335)=【GBRA】(峻厳、309)=「ά ρη ς」(火星、309)と示す.
・⑭(2017-09-02)……【BWṢA SWMQA】(赤鬼、441)=「τόλμα」(火星、441)と示す.
・⑮(2017-09-04)……「ēribu」(烏)=「ēribu」(next)=【十NYNA】(龍、642)と示す.
・⑯(2017-09-10)……「伊佐知」(垂仁天皇)=「isati」(火)=「išātu」(火)、と指摘.
・⑰(2018-04-24)……【ARYS】(火星、392)が、「Aries」(白羊宮)に掛かる、と指摘.
・⑱(2019-05-23)……「magarru」(wheel)を提示.「yādu」(a group of corvée worker)を提示.
・⑲(2020-05-04)……「šanû」[MAN](火星)の繰り返す「ṣāriru」(flashing red)に、初めて言及.
・⑳(2020-05-05)……「utu」[20](日神)=[MAN]は、「šanû」[MAN](火星)を含意する、と指摘.
・㉑(2020-05-06)……【AXRNA SWMQA】(red other、702)は、「火星」を意味する、と指摘.
・㉒(2020-05-06)……ARIONの言う「私の警告」は、「熒惑」(ケイコク)を提示する、と指摘.
・㉓(2020-05-08)……【ṢRRA】(packet、702)こそが、「ṣāriru」(flashing red)、と言及.
・㉔(2020-05-08)……【ṢRRA】(束、702)こそが、【ΘBOA】(封印、95)である、と言及.
・㉕(2020-05-08)……「šarru」(王)が、「šanû」[MAN](阿多)の「ṣarru」(flashing)を示す、と言及.
・㉖(2020-05-08)……「意富」=「aḫû」(strange)=「šanû」(strange)=「火星」と示す.
・㉗(2020-08-22)……「šanû」(other)=「Mars」こそが、「šānû」(走る者)である、と指摘.
・㉘(2020-08-23)……一つの記事内で、「ṣarru」(火星のflashing)と「karašu」(胃)に言及。
・㉙(2020-08-23)……【十AMA】(twin、554)=「šanû」(double)=「šanû」[MAN](熒惑)と示す.
・㉚(2020-08-24)……【ON十A】(vicious、642)=「šanû」(second)=「šanû」(火星)と示す.
(※「火星」と書かず、「Mars」で通す記事は、拾っていないが、傾向は、これで充分に分かる)
列挙したのは、「火星」が出てくる最初の30件の記事である。これを見ると、一目瞭然だ。
「火星」を特に取り上げる記事は、「2011年」(なし)、「2012年」(なし)、「2013年」(なし),
「2014年」(1回)、「2015年」(2回)、「2016年」(4回)、「2017年」(6回)、「2018年」(1回)、
「2019年」(1回)、「2020年」(多数)、「2021年」(極めて多数)、となっている。そもそも、
【BRQA】(flash of lightning、505)の重要性については、最初から書いている。だが、
「火星」は気にしていなかった。「ṣarru」(flashing)に気づく機会が全く無かったのだ。
去年のゴールデン・ウィークに、漸く辞書の中の「ṣarru」(火星のflashing)を認識し、
「utu」[U.U](日神)の上に、「šanû」[MAN](火星)が重層することまで認識した。
この段階で「火星」を捉えることが極めて重要と認識し、今日も、その延長線だ。
#「隼人」も、「烏」も、「spy」を意味することは、実は、昨年の段階において、
#「2020-07-06」の“「隼人」は「烏」を含意する”という記事に書いてゐるが、
#「シリウス」や「火星」との関係を含めて、「鳥」(spy)を捉えた記事となると,
#つい最近、「2021-10-20」の“古事記における「隼人」の語源講釈”、である。
* * *
このように、「火星」の認識が遅れてしまったのは、どうのこうの言っても、
こういうことである。即ち、凶星とされる「火星」には興味が向かなかった,
ということ。それに尽きる。ネガティブなものに興味が向かないというのは、
おそらく普通のことだろうが、それにしても、避けるつもりなど全く無いのに,
2020年の初頭まで等閑視してきたという事実に、非常に驚かされるわけだ。