>翻って言えば、【MYA】(水、72)は、「星月」(宝瓶宮)を含意し、
>「μία」(一、51)=「aḫu」(危)=「Aquarius」を表すということだ。
(※既稿“ギリシャ語の「一」を把握する”より)
ARIONが提示した重要テーゼに、「一はカミでありカイである」というものがある。
「カイ」は「カヒ」かもしれないが…ひとまず字音が「カイ」である漢字が問題だろう。
* * *
大前提として、「右」は「南」も意味する。この場合、「南」に定位する「一」(イチ)は、
「右」に定位する「iti」(月)に重なる。即ち「iti」(月)~「一」(イチ)~【危】(宝瓶宮)。(※以上は既述)
ところが…「右」には「如月」(双魚宮)が照応。「mīna」(双魚宮)が。「皆」(みな)が。
その「皆」(みな)は「皆」(カイ)である。つまり、「皆」(カイ)~「iti」(月)~「一」(イチ)。
いま、引用の通り、【MYA】(水、72)=「μία」(一、51)=「aḫu」(危)=「Aquarius」。
ところが、ここで、当該の【MYA】(水、72)は、【YMA】(海、72)のアナグラムである。
そうである以上、「皆」(カイ)~「iti」(月)~「一」(イチ)と繋がるだけでなく、同じ様に、
「海」(カイ)~【YMA】(海、72)~【MYA】(水、72)~「μία」(一、51)~「iti」(月)、だ。
#ちなみに、新プラトン主義のプロティノスなどに見られる「一者」の概念は、
#「一」即「全」、あるいは「一」即「全世界」、というような概念である。然らば、
#言わば、「一」は、「χ」(600)=「κόσμος」(kósmos、600)、なのである。