枕詞「あらたまの」の「あらたま」について は、定説を見ない。
訓字表記は「荒玉」、「荒璞」、「璞」。加えて万葉集の左注に
「麁玉郡若倭部身麻呂」とも。「マを接尾語として、アラタ=マ
という語構成とも考えられる」と言う。「新玉」(アラタ+タマ)が
詰まり、「新玉」(アラタマ)という話は認められないわけである。
#つまり、万葉集の「新」の訓は「あらた」だから、
#漢字の「新」を意味する倭語は「あらた」であり、
#ここに厳密に拘るから、上記の如き理解となる。
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しかし、苗字には、「新城」(あらき)などが見られる。もちろん、
上代に「新城」(あらき)が有ったかどうか確認すべきことだが、
「新城」(あらき)の「新」(あら)は、「あらどうして?」と言う時の
【ARA】(αρα、304)を含意する。…【QWPDA】(梟、304)を。
ARION預言に「月明りのふくろう」とある。枕詞「あらたまの」は、
「月」に掛かる。然らば、なおさら、【ARA】(αρα、304)である。