>春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山
(※万葉集より)
「白妙」があるなら、「黒妙」もあるかと言うと、そういう問題ではない。
そもそも「妙」の字それ自体が【B十WL十A】(宮女少、1052)を表す。(※右から左へ綴る点に注意)
その【角】(カク)は、「kùg」(holy)を含意する…【XWRA】(白、318)を。
だからこそ、「妙」は、定型的表現として、「白妙」(聖なる少女)なのだ。
その「白妙」の衣(=聖なる少女の衣)を、「角月」(三月)が終わると、
「香来山」に乾し、新年の更衣を行なう。なぜ、「香来山」に乾すのか。
「香来」(かく)という名前が、まさしく、【角】を表し、「kùg」(holy)を表し、
「白妙」(聖なる少女)を表すからである。とても分かりやすい話である。(※前々項を参照)
#「kùg」(holy)は「kùg」(銀)でもあるから、「香来」(角)それ自体が、
#【SHRA】(月、378)を含意する。詰まりは、【SYNA】(月、152)を。(※【YMYNA】(右手、152)に注意)
#それだから、【B十WL十A】(少女宮、1052)~【SYNA】(月、152)。
* * *
そして、むろん「角月」(三月)は、【ADR】(Adar、307)だが、
【ADR】(Adar、307)は、イランの「火神」の名前に由来する。(※辞書に載る)
だから、「香来」(角)は、イラン系の「kag」(火)も表し、さらに、
【角】=【P】=「口」なので、シュメール語の「kag」(口)も表す。(※「kak」(口)の場合も)
結果的に、【PWMA】(口、149)も、【SHRA】(月、378)を含意。