> 九州電力は福岡市城南区の社員研修所で内定式を開き、内定者192人のうち108人が出席した。
>九州大4年の上玉利佳鈴(かみたまりかりん)さん(23)は式典後、「今年のような採用スケジュールは
>過去に例がなく、手探り状態だった。結果的に長期化したのも負担だった」と言い、「地元九州を含め
>多くの人に貢献したい」と社会人としての抱負を語った。
(※毎日新聞、10月1日(木)11時9分配信。最終更新:10月1日(木)17時32分)
さて、たまたまで申し訳ないが、譬えば、九州大と言えば、九州では
東大に匹敵するエリートが進む大学である。ここで「地元九州を含め、
多くの人に貢献したい」と答えている。果たして、「川内原発」に関して、
どう考えるのだろうか。「多くの人に貢献したい」という「貢献」とは何か。
* * *
女性の場合、地元を離れないことも少なくないことを考えれば、彼女は
東大へ行くくらいの学力はある、いわゆるエリートである。いざとなれば、
「川内原発」の危険性についてデータを集め、再稼働の是非についての
レポートくらい書けるはずである…「電力」を通じて地元に貢献したいなら、
こうしたクリティカルな問題に対して何も考えないという態度は許されない。
ここからは、あくまでも一般論だが、ニュースの様に内定した学生に対し、
「どう考えるか?」を問うたさい、学生は、どんな立ち位置に立つだろうか。
頭が良ければ良いほど、模範解答の様に、あるいは、官僚の答弁の様に、
答えるだろう。そのような答え方は、いったい何処で身に着けたのだろうか。
誰が教えたわけでもないが、自然と身に着いている…これが頭が良い証拠。
しかし…頭の良さが、そうした官僚的答弁に発揮されるだけだとしたならば、
その頭の良さは、いったい何のために在るのだろう。むろん、頭の良い人は、
自分の頭の良さを、自己認識している。その頭の良さは、何の為に在るのか。
もちろん立場というのは大事であり、その立場に応じた答え方は、存在するが、
本当に頭が良いのならば、「より重大な問題は何か?」が分からないはずも無い。
#何が言いたいかといえば…明らかに重大な問題に関し、
#少なくとも真摯に向き合い解決の道を模索して貰いたい。
#こう思うのである…言われなくても考えているのであれば、
#何も言うことは無い。真の意味で地元に貢献して頂きたい。