「三島湟咋」の娘が「勢夜陀多良比売」 。更に、その娘が「富登多多良…比売」。
こうなっているので、結果的に「勢夜・陀多良」に分節される。その場合、譬えば、
「沙本」>「袁邪本」が連濁と見られるように、「陀多良」も連濁形と見て大過ない。(※さしあたり)
* * *
「島」は「薬」を暗示する言葉なので、薬草としての「多多良比売」が前提に在る。
よって、「三島湟咋」の娘の「勢夜陀多良比売」の段階、物語が展開する以前は、
「陀多良」(多多良)は、「da-da-ru」(ヤグルマ草)を、主として意味しよう。これが、
パターンである掛詞的な展開によって、「富登」(陰)【十ΘRA】(812)の話へ展開。
そういう訳で、「湟咋」(具体的な事物を言う)の位置づけも、俄然重要になってくる。
#「沙本毘売」が、薬草の名称になっているので、
#以前から言っている通り、薬草にも注目すべき。