>AB-SIN(Absinnu)とsissinnuですが、sinnu部分は同じではないのですか?
>例えばsinnu=@としたら、
>AB-@とsis-@みたい感じかもと思って。
(※御方より、2015年6月7日)
「AB.SIN」の対応アッカド名は「Absinnu」で、これは、「畝」(Furrow)とされる。(※「Spica」に当たる?)
「sis-sin-nu」の対応アッカド名は「sissinnu」で、「Eruの葉」(Frond)とされる。(※これも「少女宮」の内)
確実なのは、「AB.SIN」(アブシン)の「AB」(アブ)が、【AB】(アブ、5)の由来。
また、「sissinnu」(アッカド語)が、「date-palm spadix」(ナツメヤシの肉穂花序)。
#【ADR】(Adar、307)は、イラン系の火神、「Adhar」に由来する。
#「角月」は「火神」に由来する。ところが、月宿の【角】(Spica)は、(※「kag」も「火」を意味)
#「AB.SIN」(畝)に当たる。即ち、「畝火」は、【角】(Spica)を示す。
#又、「室月」(少女宮)~【AB】(アブ、5)~「AB.SIN」(畝)は自明。
#「香来山」と「畝火山」は、互いに通じる山として、命名されている。
* * *
同じ「少女宮」の内であって、しかも、アッカド名を比べれば、結果的に、
「sinnu」(科野)が共通語形として抽出できる。即ち、古事記の「科野」も、
月宿の【角】(Spica)を中心とする「少女宮」を含意するもの、と思われる。
いずれにせよ、「室月」(少女宮)を規定する【室/壁】(A/B)が、まんま、
【AB】(アブ、5)である。ところが、【室/壁】(A/B)は、「AS.IKU」(野)だ。(※漢字の「口」の形)
挟み込むように「双魚宮」(2匹の魚)が居る。その一方が「Sinunutu」(燕)。
である以上、「sinnu」(科野)は、「Sinunutu」(燕)との繋がりを考えるべきだ。
今、アッカド語の辞書を見てみると、「sinnu」の派生語の「sinnatum」(槍?)と、
関連語の「sinnutu」(brand?)が載る。これなど、「Sinunutu」(燕)に酷似する。