奈良時代と言うくらいだから、当然この時は、奈 良に都があったわけだが、(※奈良市を思えばよい)
古事記の範囲の天皇で言うと、奈良に都を置いたのは、開化天皇のみだ。(※都も御陵も「伊邪河」)
したがって、奈良の王権が特に強く意識する祖先は、先ず開化天皇だろう。
* * *
ところで、その「大毘毘」(開化天皇)の母は、「内色許売」である。そして、
この女性は、「穂積臣等之祖、内色許男」の妹とされる。ところが、遡ると、
「迩藝速日」の子「宇麻志麻遅」に対し、「此者物部連・穂積臣・婇臣祖也」
という割書が入る。真に受ければ、「内色許男」は「宇麻志麻遅」の子孫だ。
即ち、「登美夜毘売──宇麻志麻遅─……─内色許売──大毘毘」となる。
#これは、どういうことか。母系で見るなら、「大毘毘」(開化天皇)は、
#「伊波礼毘古」が大和盆地へ入るのを阻止しようとした一族の血を
#引いているということである。いずれにしても、開化天皇を考える際、
#「登美夜毘売」が重要と言える…【LLYA】(夜、102)が重要と言える。
#【NLA】(那良=“異夢”、102)の淵源は、【LLYA】(夜、102)という話。
#むろん【LLYA】(夜、102)は、【ΣWΣNA】(lily、869)などを含意する。(※率川神社に注意)