大阪市の都構想をめぐる選挙では地域差が如実に表れた。
賛成の得票率も、反対の得票率も、51%に満たなかった3区、
東成区(賛成50.0)、鶴見区(賛成50.1)、城東区(賛成50.5)を
除くと、その傾向は一目瞭然なのだ。新北区に含まれる5区は、(※梅田を中心とする)
すべて賛成多数。また、都心区であり、心斎橋を抱える中央区。
同じく一大商業地の難波を抱える浪速区。加えて若者に人気の
堀江などを含む西区。新北区以外だと、これら3区が賛成多数だ。(※いずれも新中央区)
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【賛成の得票率の上位8区】
・北区 59.0%賛成(新北区)
・西区 57.7%賛成(新中央区)
・福島区 55.6%賛成(新北区)
・淀川区 55.5%賛成(新北区)
・中央区 54.1%賛成(新中央区)
・都島区 53.0%賛成(新北区)
・浪速区 52.7%賛成(新中央区)
・東淀川区 51.2%賛成(新北区)
この結果を見ると、なんのかんの言っても、具体的な区割りを、
受け入れられるかどうか。そこが、住民の最大関心事だったと
言えるだろう。要するに、新北区は、このエリアの住民にとって、
いろいろな意味で納得感(損しない感じ)のある括りだったのだ。(※ニュース記事も参照)
#そういう視点に立ったとき、最も注目されるのは、
#新中央区において、賛成と反対が割れたことだ。(※賛成多数は上述の3区)
#反対多数は、西成区(反対53.2%強)、天王寺区
#(反対53.2%弱)であり、特に天王寺区がポイント。
#かつて阿倍野区が西成区を嫌ったのと同様。若し、
#「中央、西、浪速、天王寺」の4区で新中央区ならば、
#天王寺区の賛成得票率は、もう少し増えたのだろう。
#勝敗を決したのは…そうした見えない“本音”の部分。