>即竊乗小船、逃遁渡来、留于難波。此 者坐難波之比売碁曽社、謂阿加流比売神者也。
>於是天之日矛、聞其妻遁、乃追渡来、将到難波之間、其渡之神、塞以不入。
(※古事記より)
少なくとも「阿加留比売」の「阿加留」は、アッカド語の【akālu】(eat)や
Syriacの【AWKLA】(御食、81)が念頭に在ろう。然るに、「食」の字は、
パクッと食べると、形が欠けることから、何かが欠ける様子も含意する。
例えば「月食」や「日食」の「食」は、まさに当該のニュアンスだ。ならば、
「比売碁曽」の「碁曽」は、一つには【GAZ】(lacking、14)と言えるだろう。
これに、アッカド語の【gusû】(destination of boat)も、重層しているのだ。