>máš, maš (male) goat; kid; kid-omen, extispicy
(※『Elementary Sumerian Glossary』より)
美濃の方県津神社は、「丹波之河上之摩須郎女」を祭神とする。
かなり珍しい。地名の「方」(square)は「四×四」を意味するから、
【ARBO】(四、385)~【ORBA】(羊、385)~「摩須」(kid)である。(※「山羊」に注意)
* * *
>由緒によると以前は、もう少し南に鎮座していたらしいが
>現在は「枡塚」と呼ばれる陵墓の上に鎮座。
>高さ4.5m、直径40mほどの円墳であるらしい。
>また、周囲には八つの塚があったという。
>円墳の左右に低い池があり、金のチャボが埋めてあると伝えられ
>元旦には一声鳴くという。
(※「玄松子の記憶」より)
ところで、「八つの塚」は、出雲国風土記の「八束」に関係するはずだ。
それはともかく、この神社が伝承する「チャボ」は、一種の「長鳴鳥」で、
「丸迩」の「比布礼」(bibra)を表す。そう見てよい。なぜなら、「丸迩」が、
まさしく「摩須」(kid)に通底するからである…【DHBA】(金、16)なのは、
もちろん「四×四」(シシ)を意図する。つまり、【XZYRA】(沙本、339)を。
#どちらにせよ、古事記の「摩須」は、一つには、
#シュメール語の「maš」(kid)。こういう話である。