いわゆる「漣」について | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

>一〇、  陽は日とは異なり 煉は漣に連なる
(※『光の黙示録』176頁より)

このメッセージは興味深い。字義(つまり訓)を考えれば、
「陽」は「日」に連なるはずだが…こちらは、異なると指摘。
逆に「煉」と「漣」は意味は異なるはずだが、連なると指摘。
何を言っているかと言えば、これは“字音”の連なりであり、
その音の連なりから、意外な意味の連関も見えるという話。

*   *   *

たとえば…「たたら」と言えば、一般には製鉄を意味する語で、
少し広げれば、溶鉱炉で金属を煉ることを意味する。ところが、
【QYNYA】(煉=“Kenite”、302)~【婁】(3月2日)の連鎖も在り、
そして、月宿の【婁】の和名は「たたら星」である。然るに一方で、
【QWXQXA】(漣、427)~【婁】(4月27日)の連鎖も在る。つまり
「煉は漣に連なる」と言いつつ、「レン」という音形を確認し、さらに、
【QWXQXA】(漣、427)の作用が何かを煉ることである点を示す。(※「大雀」(仁徳天皇)の崩御の御年である)