聖書のコール・アンド・レスポンス | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

>  先に我々は、「世直しの大艱難が、北に居る鬼によってもたらされる」と述べた。その点に
>留意して、次の一節を読んでみてほしい。

>  (……エレミヤ書1-11から1-15までの引用……)

>  これは、旧約聖書に出てくるエレミアが、預言を神から預かったことを述べた部分の冒頭だ。
>「北から災いが襲いかかる」の部分が、日月神示の霊言、さらに鬼の顕現を伝えるアリオンの
>預言に酷似している。
(※『アーリオーン・メッセージ』99頁~100頁より)

さしあたり、このような文脈の中において、エレミヤ書の第一章から、
引用が為されている。そのうち、エレミヤ書1-13の部分は以下の通り。
恐らく、いわゆるバルバロ訳の聖書(ドン・ボスコ社)からの引用である。(※やや異なるが…)

>そして、また、主のみことばは告げられた、「何を見ているのか」。
>私は答えた、「焼けているなべを見ています。それは、北から現れてきます」。
(※『アーリオーン・メッセージ』100頁のエレミヤ書1-13)

>そして、また、主のみことばは、こう、私に、つげられた、「何を、見ているのか?」。
>私は、答えた、「やけているなべを、見ています、それは、北から、あらわれてきます」。
(※バルバロ訳のエレミヤ書1-13)

*   *   *

たとえば日本聖書協会の口語訳(1955年)・新共同訳(1987年)は、
以下のようになっている。これは『アーリオーン・メッセージ』のものと
かなり訳し方が異なる。そもそも聖書の翻訳が、一様でないのは常識。

>主の言葉がふたたびわたしに臨んで言う、「あなたは何を見るか」。
>わたしは答えた、「煮え立っているなべを見ます。北からこちらに向かっています」。
(※口語訳聖書のエレミヤ書1-13)

>主の言葉が再びわたしに臨んで言われた。「何が見えるか。」
>わたしは答えた。「煮えたぎる鍋が見えます。北からこちらへ傾いています。」
(※新共同訳聖書のエレミヤ書1-13)

*   *   *

ヘブル語聖書の本文とシリア語聖書の本文は、それぞれ次の通りである。
「見える」に当たる単語は、Hebrewのほうは「RAH」、Syriacのほうは「XZA」
となっており、「ΣNY十」(再び)は、「D・十R十YN ZBNYN」と訳されている。(※「二度目の」というような訳し方)

>W・YHY DBR-YHWH ALY ΣNY十 LAMR 「MH A十H RAH」
>W・AMR 「SYR NPWX ANY RAH W・PNYW MPNY TPWNH」:
(※Hebrew Bibleのエレミヤ書1-13)

>W・HWA OLY P十GMH DMRYA D十R十YN ZBNYN。 W・AMR。 「MNA XZA AN十」:
>W・AMR十。 「QDSA D十PA XZA ANA W・APWHY。 MN APY GRBYA」。
(※Syriac Bibleのエレミヤ書1-13)

「MNA XZA AN十」(あなたは何が見えるか?)と問われて、「AMR十」(答えた)。
このようなパターンは頻出する。もちろん【MNA】(what、112)は【鬼】(2月11日)を表し、
【AMR十】(答えた、852)は【鬼】(8月25日)を表す。まさしくコール・アンド・レスポンスだ。(※既稿も参照)

#即ち、エレミヤ書1-13の中で、たしかに【BWTA】(鬼宿、112)が扱われている。重要なので、
#「MN APY GRBYA」という最後の箇所でも、【APY】(面、112)という言葉で繰り返している。(※別の既稿も参照)
#【GRBYA】(北、329)は【SWMQA】(赤、329)に一致する。言うところのハロー・メッセージにも、
#「解かれた封印から赤い色を頼りに、隔り世から鬼が来る…」(94/06/04)。当然【柳】(6月4日)は、
#【柳】(9月23日)に繋がる。である以上、【SWMQA】(赤、329)や【GRBYA】(北、329)にリンクする。
#一方で、【柳】~【L】~【LMD】(95)~【SYBA】(白髪、95)~【MNA XWRA】(白髪、430)の繋がり。
#【MNA XWRA】(白髪、430)が【AYK SHRA】(如月、430)に重なることは、繰り返し、述べたきたが、
#【QDSA D・十PA】(沸かしている鍋、874)は【AYK SHRA DKYA】(月の如く汚れなき、478)と呼応。
#【P十GMH D・MRYA】(主の言葉、1027)の【P十GMH】(言葉、650)は、【SMK十】(狭名来田、650)だ。
#この【S】(狭名来田、70)は、月宿の【翼】に当たり、「翼月」(如月)に繋がる。ここで目を凝らして見るべきは、
#語句の数価の設定である。全体の中心に、【MNA】(何、112)という問い掛けが在ることは極めて明瞭である。