今日は、お彼岸の法要を行うために、家族みんなでお寺さんへ。
祖母の7回忌にあたる年で、お坊さんにお経をあげてもらった。
広いお堂には、お坊さんと私たちの家族だけ。
母、兄、義姉、姪っ子、甥っ子、そして自分。
しかし法要の最中、目を閉じてお経を聞いていると、何か気配を感じる。
自分の右には兄が座り、左には空いている椅子。
そこに誰かがいるようだ。
目を開けると、もちろん誰もいない。
しかし、そこには確かに何かを感じる。
目を閉じると、自分たちと同じように礼服を着た福の姿が浮かびあがってきた。
この福がいる感覚、久しぶり。
福は、自分の祖母に会ったことがない。
いつも会いたかったな~、と言っていた。
そんな福が祖母のために来てくれたのだろう。
わざわざこっちに来なくても、向こうでよろしくやっているもんだと思っていたのに。
そんな律儀なところが福らしい。
お堂を出る頃には、気配は感じられなくなったが、きっと福がいたのだと信じている。
実家をあとにして、東名高速のSAに立ち寄ると、福の大好物、スイートポテトの美味しそうなやつが売っていたので即購入。
自分の母が福にあげて、と渡してくれたGODIVAと、お気に入りの贅沢微糖と共に福にお土産。
福の「おいしい~」という声が聞こえてくるようだ。
また福を感じられる日があるといいな