店長が転勤となり、翌日、新しい独身の若い店長がきた。


初めてあった時は、腰の低い店長だなと思った。
柔道体型で、背が低い。挨拶もニコニコしながら、いつもペコペコ頭下げている。

でも、本音は前の店長のが私はいい。
たった3ヶ月しか一緒に働いていないけど、あの店長の振る舞いや性格で、私はこの店で働こうと決めたから。でも、もう、その店長はいない。

どうしても比べてしまう。

時間が経過すると共に、新しい店長は、私の1歳上だと言うことが分かってからは、親しみを感じ少しずつ、話せるようになった。


そして、1人ずつ呼びだされて、新店長と面談した。
それは、店長の希望で。


どれくらい働いていますか?

何か困った事はありませんか?など、色々と。

掛け持ちなんですぬ。

私が、一番この店の新人ですよ。
そして、困った事は今はないですと答えた。
はい、掛け持ちです。
カフェです。


僕もカフェに行きたいと店長が答えた。


いいですよ、また珈琲でも飲みに来てください。と私。


実はこの店長、少しホラ吹きだった。


店長から、カフェに行きたいと私に言ってきたのに、第2のランチ主任に、クリーンさんからカフェ誘われたと話したそうです。

第2のランチ主任に、クリーンさんさ、店長にカフェ誘った?と聞かれ、店長がカフェに行きたいと言ってきたので、珈琲でも飲みにきてと私が言ったんですよと話したら、だと思ったと言われた。


なんだか、めんどくさくて、どっちが言った言わないは、私にしたらどうでもよかった。
だって、私は既婚だし、店長タイプじゃなかったから。

そして、店長が第2のランチ主任と一緒にカフェにきた。

あー、思い出の前の店長との場所が...とか思いながらも、時は流れ、今はこうなんだと自分の中で切り替えた。


カフェにきた店長は、いつもはスーツなのに、チェック柄の羽織にTシャツ、ジーパン。
髪型もいつもより決めている。今日は雰囲気違うなぁと思った。

私が、2人のテーブルに珈琲を運んで行くと、クリーンさん可愛いよ!似合うね。と店長が。

ありがとうございます、嬉しいですと私。

2人は私が仕事の終わる時間までいた。
そして、私が帰りますと声かけたら、ここに座ってと言われ、一緒にお茶した。

話は店長の過去の恋愛話。
結婚が破談になったりとか、色々聞いた。
指輪代が350万もしたのに、破談とかなんとか文句言っていた。

でも、指輪代が350万もするわけない!と私は気づいた。そう、すぐ、話を盛っちゃうんですこの店長。

はいはい、聞いとけば、まいっかという感じ。


そして、カフェでのお茶は終了。


また後日、バイキングのバイトで、店長にあったら、こないだは、ありがとうって言われた。
どういたしまして。


そして、バイキングのバイトの日々は平和に過ぎて行く。

私達3人が仲良く話していると、第3の主任に言われた。
前の店長のお気にいりは、クリーンさんで、今の店長のお気に入りは、第2のランチ主任でしょ。と。

店長は苦笑いしていた。




そして、平和な日々は続かない日がきた。

第2のランチ主任からら第1の主任の話を散々きかされた。
私が入った時に、おはようございますと言っても、無視されたし、すぐ、店長になんかあると報告されたし。
とにかく、感じが悪いって。


そして、第2のランチ主任と仲良くなったあとは、ホールの子、寿司場の子も良くしてくれるようになった。
あとから、気づいたことは、みんな下部だから。

ホールの子も私が入った時は、まかないをチェックされた私だけとか色々言っていた。

たしかに、私もキッチンで肉をやっている時に、ノートなんか見るんじゃねぇとか、6代用語やれとか罵声が飛んできた。

その話から第1の主任の話がどんどん出る。

そして、第2のランチ主任がみんなに提案した。

マネージャーに、みんなで言わない?第1の主任の事と言われた。

私は一回、助けられたので、逆に恩返ししたいと思ってしまった。

また、やりくい人がいるなら、むしろやりやすいようになるか、いなくなってくれたらなんて思って、マネージャーに話すことにのってしまった。


マネージャーに、過去にあった出来事を私と第3の主任が話す。
なぜなら、あれを言ってほしい、これを言ってほしいと第2のランチ主任から頼まれたからだ。

その話し合いに、第2のランチ主任は参加しない。

マネージャーがメモをとる。

第1の主任に確認。

認めたらしい。

そして、みんなに謝ってほしいと提案。

居づらくなった第1の主任は、仕事を辞めてしまった。やめるまでに、激やせして、胃腸炎になった。

第2の主任はすごく喜んだ。
これで、もう誰も意地悪されないね、よく言ってくれたと言われた。

なんだか、恩返しが終わり、ほっとした自分がいた。


でも、これは、第2のランチ主任が、主任のトップになりたいがために、第1の主任を辞めさせる方向に仕向け、私達2人にマネージャーに言わせたのだ。

あとは、主任は2人に!
大ボスがいなくなり、残るは第3の主任のみ。

店長になにをやっているの?と第2のランチ主任が聞かれたが、お店をよくするためと答えて、うまく騙されてしまった。


第2のランチ主任は、常に誰かをいじめていないとつまらんらしく、次のターゲットは、店長へと変わってしまった。


つづく