バルバロッサ | Κύριε ἐλέησον -Die Weltgeschichte-

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2009年、イタリア制作の映画、なのに、全編英語?!?!?(´д`)


今時イタリアの話なのにイタリア語じゃないなんて・・・あれ、でもおかしいぞ。。。


原作はちゃんとイタリア語で、本当は前後編合わせて200分のところを、

61分もカットして英語で映画にしちゃったらしいです。


詳しくは下記のブログを読むといいです。詳しく書いてあるので。


http://shahr.exblog.jp/13009312


おっしゃる通り、展開がよくわからない部分がありました。

が、戦闘シーンはまぁ良くって、

知りたい情報もいくつか得られたので良しとしましょう。


これはタイトルのフリードリヒ1世が主人公ではなく、

彼のイタリア政策に対抗した北イタリア同盟軍のミラノの青年アルベルトが中心の話。

1176年レニャーノの戦いが山場ですね。

時代はゲルフとギベリンで争っていた時で、同盟軍はゲルフ党。


冒頭部で、修道院で突然楽譜を手にするシーンがあって、

「まさかビンゲンの曲?!」って直ぐに分かるのが自分素敵www

直後にちゃんとビンゲンが登場しました。


神聖ローマ帝国を描く作品って、日本では殆ど見かけないのが残念です。

古代のローマ皇帝の話はいっぱいあるのに、ドイツの話は流れてきません。

なんででしょうか。


ドイツで教育用に作成された「Die Deutschen 」が神聖ローマ帝国のいろんな話をドラマにしていて、

それが無料で視聴できるようになっています。

いろいろ参考になるんだけど、なんせ、ドイツ語の聴きとりが・・・・・・www

5Wや助詞や、動詞が過去形である、とか、受動だとか、基本動詞ぐらいはわかるんだけど、

まぁ肝心な事は難しくてわかりませんよw


でおビジュアルを調べるにはいい材料かな。


ちなみに、うちの物語では、フリードリヒ1世はあまり登場シーンがありませんでした。

レニャーノの戦いも軽く流す程度しか書いていなくて、

彼が登場するのは第3回十字軍の時。

つまり彼が死ぬシーンでしか出てきませんでした(^_^;)