Nowhere Boy | Κύριε ἐλέησον -Die Weltgeschichte-

Κύριε ἐλέησον -Die Weltgeschichte-

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NOWHERE BOY
 邦題(サブタイトル):ひとりぼっちのあいつ(英2009年)

誰がこんなタイトルで興味を惹くねん…!!っていうタイトル……。
青春や恋愛映画に全く興味を持たないので。
「ビートルズの伝記映画って無いの?」って探して見つけてなきゃ絶対手に取りませんな…。

という訳で、主人公は学生時代のジョン・レノン。

冒頭では、ジョンと育ての父親ジョージが親子の関係以上に、
音楽仲間みたいにラジオを楽しんでいる姿。
が、突然ジョージの死、という展開は衝撃的でした。

実母ジュリアと伯母ミミの葛藤もメインテーマ。
ジョンがバンジョーをジュリアから手解きを受けて、
でもギターは気難しい伯母ミミに買ってもらって。
で、その買って家に帰ってきたジョンはギターをどうするかと思えば、
ベッドに立て掛けて見とれてるだけとかwwww
そんな若かりしジョンの姿も面白い。
そんな青年ジョンがクオリーメン結成して音楽にはまっていく姿。
当初は箱ベースと洗濯板を使うスキッフル・バンド(ブロワーの居ないジャグバンドみたいなの)だったんだねぇ~(・・)
ポールが可愛い少年だった~。
ポール、ジョージ、それぞれジョンと初対面で弾いて見せたギターのリフも、それぞれ性格が現されていて面白かった。

家族愛ドラマとしては十分楽しめるし感動するものですね。
ただバンド結成当初の話はワクワクしたけど、後半は家族の話に焦点が移ってしまうので、
音楽やってるシーンがあまり無くなっちゃうのでちょっと迫力が無い感は否めない。

このドラマでは、ジョンに充分理解したミミのサインを貰ってハンブルクへ行く為のパスポートを作りに行く所まで。

いよいよハンブルクに行こうとしているので、
バンドの正式メンバーがジョン、ポール、ジョージの3人だけになっている事や、
サトクリフが居てもいいんだけど、そんな描写は無い。
ピートが結局どうなっちゃったのか分かんないけど……、実際は一緒にハンブルクに行ったみたいね。

次はBack Beatが見たい。その後はビートルズの映画だね!