さてさて、気がつけば8月!
暑さが半端じゃない。
翌日の予想最高気温を見るだけで体がダルくなります。

しかしなんでしょう、ここ1週間ほど、夜中の風が、北風が吹いているんです。

僕の部屋は北側に窓があって、この風があるか無いかで、寝付きが変わります。

夏なんで汗はダーダーにかきながら眠ってるんですけどね、気持ちいいんです、この風が。

夏は南風。
だから毎年夏は風が入ってこなくて寝るに寝られなかったんですが、今年は違うなー。
何故なんでしょうか?



それはそうと、話が変わって・・・

昨年発足しましたUHO計画というお芝居のユニットが、今年も11月の中旬に公演を行うことになりました。

現在出演者募集中。
締め切り明日。
あ、日付変わって今日、8月1日。
告知遅っ!

オーディションは8月9日に行いまーす!

現状、去年の倍近くのエントリーが来そうな予感。

楽しみだけど、やっぱりイメージが合わないというだけで落とすのは心苦しいです。
みなさん、芸事に普段から一生懸命取り組んだ上でオーディションに来てくれますからね。

とはいえ、そんな大人数出るわけにもいかないので、厳正に審査させて頂きますよー‼


今日で締め切り!
まだまだ募集中♪
ぜひっ、あなたの思いをぶつけに来て下さい!
批判されること覚悟して書きます。


「テレビドラマにテロップ(字幕)を」

という動きがあるようですね。

一役者の立場からは「冗談じゃない!」という思いです。


海外の作品に対し日本語字幕を付けるのとは訳が違う。

これでは、視聴者が芝居の世界から現実に引き戻されてしまう。
作品本来の楽しみ方が出来なくなる。

それに、テロップでセリフのフォローなんてされてしまっては、役者の表現の必要性にも「?」が。

今はまだ、リポート番組で「この後スタッフが美味しく頂きました」程度のテロップですが、これがドラマや映画で、となったらどうなる?
サスペンス系で「この人は実際には死んでいません。ナイフも刺さっていません。演出の都合上、そのように見せています」なんてテロップ出すんでしょうか?


近年、渡辺謙さんのブロードウェイデビューや、日本人俳優のハリウッド作品への出演、その他、海外の作品出演などが増え、日本人は世界でも活躍出来るんだ、というところまで来ているのに・・・。

少し極端かもしれませんが、テロップのフォローありきの芝居が当たり前になってくれば、将来的には日本人俳優の演技レベルも下がってくるのでは?と想像してしまいます。


そして、観る側の想像力、創造力もゆくゆくは低下していくんじゃないでしょうか?
ということは、大半の日本人がドラマや映画を視聴しているわけですから、大問題です。


私的な意見ですけど、バラエティー番組やお笑いのネタ番組でも、少し多すぎないかな、と感じています。


そもそも、こういう動きが始まったきっかけが、制作サイドの演出の意図ではなく、視聴者からのクレームだというところに驚かされます。

実にくだらない。


モンスターペアレントもそうですが、ここ最近、クレームを言ったもん勝ちという風潮に拍車が掛かってきているような気がしてなりません。




話しは逸れましたが、ドラマの制作サイドとしては、現状通りテロップは出さない方で作品作りをしていきたいとのこと。
なんとか、踏ん張ってほしいな、と、思います。


偉そうにすみません。
『The Light in the Piazza』無事、全公演終了しました。



今回は、特に強い思い入れがあってオーディションに臨みました。
ただ、自身の出来の悪さに、キャストに入ることは出来ないと思い諦めかけていたのが、去年の8月。

今日までアッという間でした。


稽古に入ってからも、人生初のイタリア語にダンスソロ、難解な楽曲・・・。
これは本番に辿り着けるのかと不安全開でした!

蓋を開ければ、素晴らしいメンバーに恵まれ、キャストのみならず、全ての参加者が同じ場所へ向かえた、素晴らしいカンパニーだったなぁ、と。



今回のプリンシパルは、オペラなどで活躍する歌い手中心のメンバー。
この中に入らせていただいたことが奇跡に近いなと感じていて、同じ作品のステージにこの先立つことは無い人の方が多いのかな・・・なんて思い、妙にメンバーに愛着が湧いたり・・・。

いつもの舞台以上に、公演終了に対して寂しさを感じています。

初めてミュージカルの舞台に立ったとき、沢山の先輩メンバーにアシストしていただき、何とかステージに上げていただいたのを、稽古期間中に何度となく思い出しました。

今回は、その逆が出来るように意識し、若手の力になれればと、と稽古場に通っていました。
少しは恩返しできたのかなぁ・・・。

あと、今回は、小屋入り直前から合流した、衣裳さん、メイクさん、音響さんともいつもより密なコミュニケーションが取れ、作品に反映出来たような気がしています‼


昨日まで毎日会ってた人たちにもう会わなくなる、毎回そこに寂しさを感じます。
いったいいつも、そして今回も、どのタイミングで次の作品へ向かうんだろう・・・。




何はともあれ、『The Light in the Piazza』は全公演、無事終了することが出来ました。

ご来場いただいた全ての皆さま、ありがとうございました!

そして、手を繋ぎゴールを目指した出演者、スタッフ、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

またいつかご一緒できる日を夢見て・・・。


感謝。