『The Light in the Piazza』無事、全公演終了しました。



今回は、特に強い思い入れがあってオーディションに臨みました。
ただ、自身の出来の悪さに、キャストに入ることは出来ないと思い諦めかけていたのが、去年の8月。

今日までアッという間でした。


稽古に入ってからも、人生初のイタリア語にダンスソロ、難解な楽曲・・・。
これは本番に辿り着けるのかと不安全開でした!

蓋を開ければ、素晴らしいメンバーに恵まれ、キャストのみならず、全ての参加者が同じ場所へ向かえた、素晴らしいカンパニーだったなぁ、と。



今回のプリンシパルは、オペラなどで活躍する歌い手中心のメンバー。
この中に入らせていただいたことが奇跡に近いなと感じていて、同じ作品のステージにこの先立つことは無い人の方が多いのかな・・・なんて思い、妙にメンバーに愛着が湧いたり・・・。

いつもの舞台以上に、公演終了に対して寂しさを感じています。

初めてミュージカルの舞台に立ったとき、沢山の先輩メンバーにアシストしていただき、何とかステージに上げていただいたのを、稽古期間中に何度となく思い出しました。

今回は、その逆が出来るように意識し、若手の力になれればと、と稽古場に通っていました。
少しは恩返しできたのかなぁ・・・。

あと、今回は、小屋入り直前から合流した、衣裳さん、メイクさん、音響さんともいつもより密なコミュニケーションが取れ、作品に反映出来たような気がしています‼


昨日まで毎日会ってた人たちにもう会わなくなる、毎回そこに寂しさを感じます。
いったいいつも、そして今回も、どのタイミングで次の作品へ向かうんだろう・・・。




何はともあれ、『The Light in the Piazza』は全公演、無事終了することが出来ました。

ご来場いただいた全ての皆さま、ありがとうございました!

そして、手を繋ぎゴールを目指した出演者、スタッフ、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

またいつかご一緒できる日を夢見て・・・。


感謝。