ディック・フランシスの「血統」を読みました。
ディック・フランシスは英国の元ジョッキーです。
競馬関連の小説をいくつも書いています。
その一つの「血統」を読んでみました。
ちなみに原題は「Blood Sport」。いいタイトルですねぇ。
そうです競馬は血のスポーツなのです。
(脱線しますが、IK理論の久米氏は「血闘」という言葉を使っています。)
う~ん、いいと言えばいいし、いまいちといえばいまいちかなぁ。
推理小説なのですが、こういう筋書きなのかな?と予想してたら
ほぼその通りだったので、推理面は今一歩かなぁ。
(さらなる黒幕がいるのでは?とも思ったけど、出て来なかったし。
続編で、実は...なんてこともあるかもしれないですが。)
推理面よりも人物像の描写に力を入れている感じです。
ただ、私はあまり好きになれませんでした。
それと古い本なので、ちょっと読みにくいです。
「ロビー」ではなく「ロビイ」とか書いてます。
それと気温が摂氏ではなく華氏で書いてるので、何度かわからない!
点数は5点中3点でしょうか。
他にもいろいろ作品が多数あるので、ちょこちょこ読んでみたいと思います。
★★★☆☆