「博士の愛した数式」を嫁さんが図書館から借りてきて、私も読みました。
いやぁ、よかったです。
元々、数学は好きなので、こういう話は好きです。
80分しか記憶が持たない「博士」と家政婦とその息子「ルート」のお話。
数学は美しいです。
友愛数とか双子素数とか初めて知りました。
人間模様としても、よく描けています。
★5つです。
★★★★★
映画も観てみたいです。
(たまよさんから教えていただいた、booklogには、落ち着いてから載せたいと思います。)
ちなみに、北野武の深夜番組「たけしのコマネチ大学数学科」では、
難しい数学の問題を東大生と競争しながら解くことをやってます。結構おもしろいです。
*ネタばれ *
ルートが1からnまでの足し算を考えるとことがありますが、
私ならこう考えます。
最後の数字が偶数の場合(n=8とします。)
1 2 3 4
8 7 6 5
のように、数字を並べ、縦の合計を計算すると、全て9(=n+1)となります。
その個数は4個(=n/2)
したがって、1~nの合計は
(n+1)*(n/2) ・・・(a)
となります。
次に、最後の数字が奇数の場合(n=7とします。)
1から書き始めると、1つ数字が余ってしまうので、0から始めます。
0 1 2 3
7 6 5 4
そうすると、各縦の合計は全て7(=n)となります。
その個数は4個(=(n+1)/2)
したがって、1~nの合計は、
n*(n+1)/2 ・・・(b)
(a),(b)いずれも、
n*(n+1)/2
となります。