以前、私のカウンセリングは心理カウンセリングではなくて、生きて学ぶカウンセリングですという記事 を書きましたが、最近私の中で心理カウンセリングと人生を生きて学ぶカウンセリングの違いがはっきりとしてきたので今日はその違いについて書いてみようと思います。
一言で説明するならば、それば「学び」に対する捉え方の違いということです。
「学び」というと、何かしらの知識を得るというイメージがあるかもしれません。
大多数の人は「学び」というとそのように捉えているように私は感じています。
習い事をしたり、資格を取得したり、本を読んだり、知識を得るのにも様々なかたちがあると思います。それぞれ、好きなかたちを選んで学んでいるのでしょう。
それらは習って覚えたことを繰り返し実践して、身につけていくというようなものが多いのではないでしょうか。
心理カウンセリングは、それだけではないと思いますが、そういった性質が濃くあるように感じます。
私の「学び」に対する捉え方はそれとはまったく異なります。
私の「学び」は経験して知ることなのです。
知識を得ても、それは知ることとは違うと私は思っています。
日常を生きる中で、自分の感覚で感じて、自分の頭で考えて、自分が納得できる答えを導き出すこと。
それが知るということであり、私の学びです。
いちいち、経験して自分が納得できる答えを導き出せるまで突き詰める。そんな生き方をいつの間にかしている自分に気づきました。
知識を得ても、それが本当にそうなのか?自分で経験して、自分の感覚で「そうだなぁ」と納得できるまで、追求する手を緩めることはありません。
私はこの9年間で、それまでの人生でわからなかった多くのことを知ることができました。
知ることができるのは嬉しいけれど、それが一体何になるというのか。。
こんな生き方に意味があるのだろうか?
今まで何度そう思ったかわかりません。
そう思いながらも、そういう生き方をやめることもできず、正直途方に暮れながら生きてきたところもありますが、どんなことでも経験して知ることが私にとっては大切で、それが私の喜びだったんだなぁとここに来て、ようやく納得できつつあります。
最初は生きやすくなりたいと思い、どうすれば生きやすくなるのか?を追求していました。
そのうち、自分を知らないと生きやすくなる方法もわからないということに気づき、自分というものを知りたい気持ちが強くなっていきました。
ここ3、4年は自分を知りたい気持ちが加速して突っ走ってきましたが、みなさんもご存知の通り、とうとうエネルギー切れを起こし 、ダウンして数ヶ月立ち止まることになりました。
立ち止まって、ふとこれまでのことを振り返ってみると、自分を知りたいと思いながら生きてきたことが、そのまま自分のやりたいカウンセリングを創る作業だったことに気づいたのです。
経験して知ることが私の喜びですが、その経験から学んだことを表現して、ご縁がある方に受けとっていただくことも、また私の喜びなのです。
自分で納得いく答えが出せるまで突き詰める生き方ははっきり言って楽ではありません。これまで、大変なこともたくさんありましたし、これからもその大変さは変わりなく続くと思います。
決して楽ではないそんな生き方を何故選ぶのか、不思議に思う方もいるかもしれませんね。
その理由は正直私にもよくわからないのですが、おそらく、単純にものすごく面白いからだと思うのです。
どんなに苦しいことがあっても、その意味がわかった時「こんな仕組みになっていたのかぁ」とその面白さに、喜び勇んでいる自分がいるのです。
経験をして知るということは間違なく面白いです。
それだけは自信を持って言えます。
失敗して、恥をかいても、落ち込んでも、どんなに苦しくても面白いのですからある意味、最強の生き方なのかもしれません。
大多数の人とは大きく異なりますが、それが私らしい生き方なんだなぁと認めはじめて、少しずつ受け入れる段階まできました。
これからも少しずつ、私の気づきをお伝えしていきますので、ご縁のある方に読んでいただけると、とても嬉しいです。
読むだけでも気づきが促される、そんなブログを書いていきたいと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
※カウンセリングはしばらくの間、お休みいたします。