マッサン | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

NHK連続テレビ小説「マッサン」 を「あまちゃん」、「ごちそうさん」、「花子とアン」に引き続き毎日観ています。


この4作品は「自分らし生きる」や「志に生きる」というテーマが根底にあるように感じています。


特に今回の「マッサン」からは「志」というものを個人的にはビシビシと感じとっています。


その「マッサン」ですか最近のネットのニュース によると視聴率が低下してしまったとのこと。


視聴率が下がってしまった原因の多くは、ストーリー展開が遅過ぎることにあると言われているようです。


単純にストーリーが進まずやきもきするということもありますが、「夢を夢で終わらせたくない」という、視聴者の思いが、先に進んで欲しいという期待として現れているように私は感じられました。



本場のスコッチウィスキーを日本で作りたいという志を持って、留学先のスコットランドから、奥さんのエリーと一緒に帰ってきたものの、当時の日本は不景気で、資金も時間も掛かるウィスキー造りをする余裕はどこの企業にもなかったようです。


マッサンが勤めていた住吉酒造でもウィスキー事業案は却下され、マッサンはウィスキーを造るどころか、会社を辞めて無職になってしまいます。


鴨居商店の社長、マッサンの中では鴨居の大将と呼ばれている鴨居欣二郎さんにウィスキーを一緒に作ろうと誘われても、価値観が合わないためにどうしてもマッサンはその誘いを受けることができません。


マッサンはまがいものではない本物のスコッチウィスキーが造りたいのに、鴨居の大将は日本人の口に合うようにウィスキーをわざわざ加工をしてしまうからです。


今週の放送を観ていると、鴨居の大将にも作戦があって、日本人が飲み慣れていないウィスキーを受け入れやすくするよう、まずは加工品から慣らしていくという案を持っているようです。


それがどうしても受け入れられないマッサン。


マッサンにとっては「本物」のウィスキーでなければ意味がないのです。


そこだけは誰に何と言われようが譲ることができない。


「仕方ないんじゃ、エリーわかってくれ」と昨日の放送でマッサンが言っていました。


「本物」のスコッチウィスキーを造るのがマッサンらしさだから。マッサンのあり方だから、そこは大切にしてあげるところなんですね。


そこを軽く扱わないことです。


他の人からするとどうでもいいようなことでも本人にとっては命と同じくらい大切なものが誰にでもあるのです。


マッサンにとっては日本で「本物」のスコッチウィスキーを造ることが何より大切なことなのです。


「どんなウィスキーを造るかは、鴨居商店に入ってから考えればいいでしょ?」とエリーが言っていました。


エリーが言うことも最もです。


まずは、鴨居商店で仕事をはじめてから、鴨居の大将に自分の思いを伝えてわかってもらう。そんな方法もあるでしょう。


マッサンがそんな柔軟な考えを持つには、もう少しだけマッサンが大切にしていることを周りも大切にしてあげる姿勢が必要だったのではないか?と私は感じていました。


マッサンにとってはまがいもののウィスキーを造るのも、広島実家の酒蔵を継いで日本酒造りをするのも同じことなのです。


それぐらい「本物」のスコッチウィスキーを造るということは、マッサンにとって大事なことなのです。


マッサンらしさを否定するのは、マッサンその者を否定すると同じことです。


周りからことごとく自分自身を否定され続けているようなもので、マッサンの側からみれば「辛気臭くもなるかなぁ」と。


マッサンの時間が止まっている間、そんなふうに私はマッサンの世界を感じていました。



今日の放送でとうとうマッサンらしさを認めてくれる人が現れましたね。


鴨居の大将、さすが器が大きい!!


「わしゃあ、あんたの言いなりになる気はありません」


というマッサンの頑固さが欲しいと言ってくれました。


どうしてマッサンが鴨居の大将の言いなりにはなりたくないか、それはマッサン自身の人生をマッサンが生きようと思っているからです。


それが頑固さとして現れているだけなのです。


頑固さが欲しいと言ったのは、そんなマッサンのあり方を鴨居の大将は認めたということだと思います。

マッサンは突然のことで、ちょと反応が薄かったですが、実はものすごく嬉しかったし、感動していたのではないか?と私は想像しました。


鴨居の大将がマッサンを認めた背景には鴨居の大将のあり方が関係していると私は思いました。


鴨居の大将は「日本人を自分達のアイデアで驚かせたい。日本人を楽しませたい。」そんなあり方だと思うのです。


同じ価値観を持った人ばかりではアイデアもその内底をつきます。


マッサンのように違う価値観を持った人を会社に入れて、化学反応を起こしたい。


「鴨居商店はますますおもろい会社になる」


鴨居の大将にはそこが大切なのです。


「おもろいことをやって、みんなをあっと驚かせたい」そんなふうに日本人を楽しませるのが、鴨居の大将らしさなのです。


そんな自分らしさに立ち返って、自分らしさを大切にしたから、価値観の違うマッサンらしさも受け入れることができたのでしょう。



マッサンを観ていて、感じるのは「自分らしく生きる」ということを前にすると人は強い恐れを抱くということです。


マッサンの時間が止まってしまったのも恐れを感じていたからだと思いました。


ストーリーが進まなかったのも、もしかすると、マッサンの恐れをリアルに表現したかったのかもしれませんね。


まだ出来てもいない子供のせいにしたり、エリーのせいにしたりして、マッサンは自分の人生を生きることを諦めようとする場面もありました。


その辺はエリーに見抜かれていましたが。


「マッサン、逃げるな!」


と今日の放送でもエリーに言われていました。


私は、逃げたい時は逃げていていいと思っています。


逃げてみればわかるからです。


自分がどうしてもやりたいことは、忘れようとしてもまた自分の中から湧き上がってきてしまうものです。


「自分らしく生きる」というのは自分に言い訳したり嘘をつかないことです。


「誰かのためにそうするしかない」などとは言ってはいられないこに放っておいてもマッサンは気づいたと思います。


一時は恐れに負けたとしても、人は自分には嘘をつけないものなのです。


必ず「自分らしい生き方」にたどり着く。


だから、逃げても心配しなくて大丈夫です。


恐れを抱きながらも、少しずつ「自分らしく生きる道」を進んで行って欲しいです。


私もそうやって進んで行きます。



今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー


双葉自信を育てるカウンセリング双葉


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