突然ですが、肩が凝っている時って、自分でぐりぐり揉んだりしませんか?
ぐりぐり、ぐりぐりって痛気持ちよかったりします。
ここ数年、私は自分のこころにもこれと同じくぐりぐり、ぐりぐりと硬くなったところをほぐすように探りを入れてきました。凝りがほぐれてきたら、本当の自分がわかるような気がしていたからです。
ぐりぐりする時、痛みを伴うこともあるし、やり過ぎてわけがわからなくなることもありました。
そうやって、敢えて刺激を与えて、自分を知ろうとしてきたように思います。
カウンセリングでも同じように刺激することでクライアントさんの気づきが促されると思って、敢えて刺激を与えてきました。
もちろん、それが一番いいことだと思っていたからです。
でも急に「あれ?無理にぐりぐりしなくても気づけるんじゃないの?」
と今まで当たり前だと思って意識すらしなかったことを疑問に感じたのです。
その時に連想されたのが、さとう式リンパケア です。
歯科医師の佐藤先生が考案された健康法です。
詳しくはリンク先を読んでみてください。
私は以前このさとう式リンパケアを習っていました。
さとう式の手技は揉んだり、引っ張ったり、しない。すごく刺激が少ないのです。
例えば肩が凝っている時、凝っている部分に軽く手を触れて、腕を軽く揺すること数秒後で凝っていた部分が柔らかくなってしまうのです。
ぐりぐり揉むより、何倍も早く凝っていた部分が緩んでしまいます。
これが本当に軽く触れるだけなのです。
軽く触れるだけなのですが、ほとんどの人はこの感覚を掴むのが難しく「強過ぎますね」と佐藤先生は何回も言っていらっしゃいました。
強く押すと痛みが生じて、筋肉を緩めたいのに、逆にきゅっと縮こまってしまうとおっしゃっていたように記憶しています。
これはこころも同じかなぁと。
刺激を与えることに一生懸命になり過ぎていて、相手の痛みに気づかず、結局感情を縮こませてしまって、感じられなくさせていたのではないか?
そんな時ばかりではないですが、そういう時も結構あったなぁと。
今までクライアントさんに痛みを与えて、怖がらせてしまったなぁとこれまでの自分のカウンセリングを振り返って反省しました。
さとう式リンパケアのように、弱い(優しい)刺激の方がクライアントさんに怖さを感じさせず、感情を閉じさせてしまうこともないのかもしれません。
そうすれば、クライアントさんもカウンセラーである私も感じることに集中できて、結果気づきが促される。
この方が私の感覚ではうまく行く感じがするのです。
私がさとう式リンパケアを好きになったのは弱い刺激なのにちゃんと効果があるところに惹かれたからです。
以前は、「肘でぐりぐりやってください」と整骨院の先生に頼んでいたくらいだったほど強い刺激が好きだった私が、さとう式に慣れてから、マッサージは強いのがダメになってしまいました(笑)
美容院に行った時も「マッサージは弱めでお願いします」と今も頼んでいます。
そんなことを思い出したこともあり、分析したり、確信を突くようなこと言ったり、強い刺激を与えるカウンセリングを止めようと思いました。
できるだけ、クライアントさんが自由に自分のこころを感じれるよう、ストレスを与えないようなカウンセリングをこれから目指してやって行こうと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
自信を育てるカウンセリング
詳細・お申込み
http://ameblo.jp/yuzuwoman/entry-11886229384.html
11月のスケジュール
http://ameblo.jp/yuzuwoman/entry-11946781550.html
このブログをまた読んでみたいと思ったら読者登録をお願いします