「花子とアン」に学ぶ罪悪感との向き合い方 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

来週最終回をむかえるNHK連続テレビ小説「花子とアン」 の今日の放送は「罪悪感」をテーマに描かれていたような気がします。

戦争が終わり、主人公花子の兄やん(吉太郎)、主人公の花子、主人公の花子の幼なじみで教師をしている朝市 それぞれが語る罪悪感。

自分が正しいと信じてきたことが世間から否定され、生きている資格もないと自分を責める憲兵として働いてきた兄やん吉太郎。

ラジオで毎日のように「兵隊さんがこんな素晴らしい活躍をした。兵隊さんは立派だ」と子供達に言っていた。自分のラジオを聞いて戦地に行った子供達への罪悪感を抱える花子。

「お国のために命を捧げることは立派なことだ」と毎日毎日生徒達に教えてきた朝市。教え子も大勢戦死したことを申し訳なくて後悔しても仕切れないと告白していました。



朝市は罪悪感からラジオに出てしゃべっていいのか迷う花子に言いました。

「うんだけんど、償っていくしかねぇべ。できることを一生懸命やって償っていくしかないんじゃないか」と。

兄やん吉太郎は自分の生き方は正しいと信じ切っていた。そんな生き方が通用しなくなった今、罪悪感とともに自分の人生が間違っていたのではないか?という葛藤に苦しんでいます。

そんな兄やん吉太郎におとう吉平は「おまんは自分の人生を一から切り拓れぇたじゃ。違うだけぇ?必死で生きてさえいりゃあ人生に無駄なこんなんてこれっぽっちもねぇだ。おまんの選んだ道はまちごうちゃいん。吉太郎は世間がなんと言おうとおまんは俺の誇りじゃ。これまでもこれからも」

ずっと認めてくれないと思っていたおとうが、一番辛い時に兄やん吉太郎の生き方を認めてくれました。

私も吉平おとうの言う通りだと思いました。

その時々に自分が正しいと思ったことをやってきた。

そこに間違いはないし、必死に生きてさえいれば人生に無駄なことは、何一つないと思います。

自分に起きたすべてのことから人は学べる自由と豊かさを与えられているからです。

そして花子と朝市の罪悪感。

二人の罪悪感は、時代の流れに抗うことができず、愛からの行動ができなかったことによる罪悪感だと思います。

愛からの行動ができなかった自分の弱さ。

そういう弱さは誰もが持っています。

愛から行動を起こしたくても恐れに負けてしまうことは誰にでもあることです。

そういう自らの弱さを認めながら、それでも今できることを一生懸命やっていくこと。

朝市は償っていくしかないと言っていました。

罪悪感を持とうが、人生に何が起ころうが、自分の手で自分を幸せにしていくことを諦めないで生きていく。

それが朝市の言うところの償いを意味するところなのではないかと私は思います。

私も今まで生きてきた中で、後悔もたくさんありますし、罪悪感も抱えています。

カウンセラーになってからも、100%うまくできたと思うようなカウンセリングは一度もなく、自分の言葉でクライアントさんを傷つけてしまったのではないか?追い詰めてしまったのではないか?と後悔や罪悪感を抱えることも本当に多いです。

それでも、その時々で一番いいと思ってやってきたことに違いはないですし、自分に起きたすべてのことから人は学べることに感謝し、罪悪感を手放し進んでいくだけだと思ってやっています。

自分の人生をしっかり生きてさえいれば取り返しのつかない失敗なんて何一つないのではないでしょうか。

朝市は花子に続けてこう言いました。

「ハナが本当に話したかったことはなんでぇ?戦争中にできなんだ話しはいっぺえあるはずだ。それを話せばいいじゃん。ハナのごきげんようを楽しみにしている子は大勢いると思う」と。

本当にやりたいことをやればいいという朝市。

本当にやりたいことをやることが、自分の幸せです。

朝市は自分を幸せにしてあげればいいと言っているのでしょう。

罪悪感を抱えたり、大変なことがありながらも自分で自分を幸せにしていけば戦死した子供達の魂も癒されると思います。

人は幸せになるために生きているのです。

堂々と幸せになっていいのです。



美輪明宏さんのナレーションが続きます。

「曲がり角の先の未来に向かってそれぞれが歩き出しました」

曲がり角で立ち止まることも長い人生の中では必要でしょう。

それでも、どんな世界が待っているかわからない曲がり角の先にやっぱり人は必ず進んでいくのでしょう。


今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー


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