うつ病の正体3 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

前の記事 の続きです。

うつ病の人が病気を治すには、もう一度天命を生きることが必要になるのではないか?

わたしはそんなふうに思います。

もう一度、天命に生きることが必要と書きました。

もう一度ということは、過去にそう生きた経験があるということです。

挫折をしたということはそこに命を掛けてまで頑張ってやってきたことがあるということです。

自分が本当にやりたいことを実は既にやっていたのです。

天命に生きたからこそ、挫折したのです。

例を挙げると、学校の先生という職業に就いている人はうつ病に罹る人が多いです。

わたしは22年前に公立学校の教職員の福利厚生関係の仕事をしていました。

今でこそ、うつ病という病気は認知度があがり、心療内科や精神科の受診も身近になっていますが、その頃は精神科に通っていることを人に話すのもはばかられる時代だったように思います。

その頃から教師のうつ病は異常に多かったのです。

職業柄、ストレスの多いためうつ病を発症したというのが一般的な考えで、それも確かだと思います。

教師という職業に就いている人は「人を教え育てること」を天命として生まれてきている人が多いと思うのです。

「人を教え育てる」という天命は天命の中でもハードルが高い部類に入ると思うのです。

先生をやりながら、自分の未熟さを知って思い悩む人が多いのでしょう。

そして「もう自分には人を教え育てるなんて恐れ多いことは無理なんだ」と諦めて絶望するのではないでしょうか。

そして天命に挫折してうつ病になる。

ということは、天命に生きているということなのです。

他にもうつ病になりやすい職業があります。

それは看護師。

看護師という職業に就いている人もうつ病になりやすい傾向があります。

勤務形態も特殊ですし、仕事柄ストレスも多いでしょうし、環境も影響しますが、やはり人を看護するという天命は天命中でもハードルが高い部類に入ります。
人の命に関わる大変な仕事ですから。

このように、天命に生きているからこそ、人は挫折しうつ病になるのです。

うつ病の人たちがもう一度天命に生きれるようにサポートするのが、わたしの役割であり生きる目的(天命)なのかもしれません。


参考にした書籍本は↓

出口光著 「天命の暗号」 中経出版