今、うつ病の特集を観終えたところです。あんまり期待しないで、観ていたんですよね。。内容の大半は、他のう
つ病を取り上げた番組と同じような感じで、大した話しはして無いなぁなんて思っていたのですが、最後に大切な
ことをやっていました。模型を使って、うつ病を予防するには薬、運動、日光、感動、そしてとても大切なものは
栄養とちゃんと取り上げてくれていました。これって、画期的ですよね。本当は当たり前のことですが、
この手のうつ病をテーマとして取り上げた番組でこんな基本的なことを言ってくれたのを観たのは、はじ
めてのような気がします。テレビ番組というより、医師すら言いませんから。これを観て栄養が大切なんだと気
が付いてくれる方が増えると良いなぁと思いました。たんぱく質をしっかり摂って、ビタミンB群が多いものは肉や
青魚等の動物性たんぱく質だってことに言ってくれました。肉や青魚はビタミンB群だけで無く、プロテインスコア
も高くて良質なたんぱく源ですし、姫野先生もおっしゃっていた通り、鉄や亜鉛等のミネラルも豊富です。うつ病
等の精神疾患者には最適な食べ物と言えます。
しかし、薬、運動、日光、、感動、栄養と並べてくれましたが、精神科医が一生懸命指導するのはこの内、薬だけ
なんですよね。運動も日光を浴びるというのも建前では言ってくれますが、大抵積極的に指導はされないんで
す。まして栄養のえの字も無しです。姫野先生もおっしゃっていましたが、鉄不足が少し解消されてきただけでも
うつ病が改善することはあるのです。たんぱく質と一緒に鉄を含む食品(レバーや肉等の動物性のものがおす
すめです)を摂り入れるようにして下さい。薬、運動、日光、感動、栄養の内、薬以外は健康な人にも当然必須
なことです。家族にうつ病患者がいらっしゃる方は、こういうのを観ると、「運動、日光、感動、栄養が大切だよ!
実践してみなよ!」と患者に促すと思いますが、これを言うならまず、自分がちゃんとこれらをできていることが
前提となりますので、お忘れなくお願いします。自分が実践できていないことをすすめても、相手は何の説得力
も無いなぁと感じてやる気にならないものです。
南雲先生と姫野先生のバトルも面白かったです 南雲先生のスープ案も悪く無かったですが、確かに毎日
じゃ飽きますよね。家族が作って、口から愛情を入れ下さいと言われた姫野先生の方が一枚上手ですね
私個人的には料理のできない人にはこれからの季節は鍋物がおすすめです。肉や魚介類、豆腐等や野菜がたっ
ぷり入って栄養的にはバランスが良いと思います。まぁ、それも毎日じゃ飽きますけど(;´▽`A``