ゆずシューだよりにお越しいただき、ありがとうございます。
ゆず(娘:現在中1)の小6不登校2学期について書いていきます。
1学期はこちら
2020年9月
2学期が始まって、1・2時間なら学校に行けるようになりました。
別室登校です。
そのきっかけは、ゆずの友達のママさんからのSOS。
もともと休みがちだった友達が、ゆずの不登校により居場所を失い、休む日が前より多くなってしまったそう。
担任を通じて「連絡を取りたい」と打診があり、両家で話し合いました。
- 短時間からでもいいから登校してみる。
- 送迎は親が交代でする。
2人なら心強いことと、卒業アルバムの撮影も始まったので、子供たちも登校し始めました。
この頃になると私にも少し変化がおきていました。
- 不登校は、うしろめたくない。
- 不登校は、悪いことじゃない。
- 不登校児は、かわいそうなんかじゃない。
- 不登校児がいたって、楽しめばいい。
- 不登校は、誰のせいでもない。
当初は、担任への不審感や自分を責めて、すごく苦しかったです。
スクールカウンセラーの先生とは、ゆずも交えて何度もお話しました。
家では元気ですし、甘え?サボり?と思うこともしばしば。
教頭先生に相談した際「お子さんの言うとおりにしてあげてください。学校に送ってほしいと言えば、送ってあげてください。教室までついてきて欲しいと言うなら、ついていってあげてください。すべて本人に決めさせてください。」と。
シュー(ゆずの兄)が2歳半、ゆずは1歳から保育園に預けて、フルタイムの派遣社員として働いていました。
仕事と育児と家事に加え、町内会・子供会などで忙しく、ゆっくり話を聞いてあげたり、甘えさせてあげられていなかった。
本人がどうしたいかを考えたり訴える前に、すべて私が決めて指示していたことに気づかされました。
あぁ〜ずっと学校でも家でも、優等生を演じさせてしまっていたんだと。
なんでこんなことに…と思っていたけれど、こうなったのは他の誰でもない、私がそうさせていたことに気づき、苦しかったです。(子供はその何十倍も、苦しかったと思います。)
ゆずの反抗期は、担任を通して姿を現したんだと認識しました。
シューは無視したり、不機嫌になったりする感じで反抗しているけれど、ゆずはしてこなかったな〜。
私は人一倍不器用です。
そんな私が仕事も子育ても家事もなんて、欲張りすぎました
完璧主義なところがあり、常にストレスフルでした。
「教育資金のために」と働いていましたが、貯金なんて全然できていません
未来のために準備しておくことは大切です。
でも私の場合、未来ばかり見ていて、隣りにいる我が子を見ていませんでした。
母親失格
でも母親はやめられません。
子供だって同じ。
自活できるようになるまでは、子供をやめられません。
親子だってそれぞれ別の人間。
自分の「子」だけど「個」として認めて接していこうと思っています。
これが子離れの第一歩なのかな?
気をつけていること
- 傾聴する
- 意見を押し付けない
- 子供に決めさせる
- 「こうあるべき」にとらわれない
- 他人と比較しない
- 一人で背負い込まない
『子育ては親育て』と言われますが、ほんとにそのとおり。
日々修行です。
2020年10月
4・5時間別室登校ができるようになってきてほっとしたのもつかの間、後半は通えなくなっていた時期もありました。
小学校はほとんどの教科を担任が受け持つので、合わないとかなりしんどいですね💦
特別なにかがあったわけではないのに、また通えなくなっていたので悩みました。
そんな時に、不登校のブログや本を読んでそういう時期もあるということを知り、心が軽くなりました
頑張っているから電池切れになるみたいです。
その頃だんなっちは仕事のストレスでプチうつ状態
父母の金婚式のお祝いも兼ねて、Go To Travel キャンペーンを利用して一泊二日で箱根と伊東へ行きました。
妹夫婦と岡田美術館で待ち合わせ。
意外にもゆずが陶磁器や陶器などにハマって、じっくり観ていました。
古いものが好きみたい。
外には風神雷神を観ながら入れる足湯があります。
ほどよく温まってホテルへ移動。
やっぱり富士山は美しいですね〜。
昔からテレビCMで観ていたハトヤホテルに泊まりました。
昭和感たっぷりの✨ゴージャス✨な感じがたまりません。
レトロモダンといえばいいのかな?
連絡通路を見た妹は『シャイニング』みた〜い!と大はしゃぎ
食事をしたシアターホールの建物も素晴らしかった✨
終始、私も妹も大興奮
子供たちはそんな母姉妹を見て、ぽか〜ん
建物は古いですが、清潔です
純喫茶好きな人は絶対好き。
行くまで知らなかったけど、このレトロな感じが映えるからか、若い人にも人気があるようで写真撮ってる人けっこういました。
食事中に花火が見えたし、卓球&温泉♨️も堪能しました。
子供たちは、また泊まりたいと言っていました。
子供世代から見て何がよかったのか聞いたら、レトロな感じが他にはなくてよかったみたいです。
翌日は箱根へ戻り、星の王子さまミュージアムへ。
夕方着で空いていました。
明るい時間もライトアップした園内も、両方見られてよかったです。
星の王子さまが私で、バラがゆず
私は間に合ったのかな
2020年11月
10・11日に修学旅行があり京都奈良へ行きました。
行かないというのかと思いきや、意外にも楽しみにしていました。
友達の力は偉大ですね。
休む日もあるけれど、学校へ行く日もありました。
授業にはほとんど参加できず、別室登校していました。
一進一退といった感じ。
車で友達と一緒に送迎する日がほとんどでしたが、友達がお休みの日に「天気もいいし、運動がてら歩いて行ってみない?」と聞くと嫌がらずに歩いて登校しました。
登校時間でもないし、親と登校しているし、ご近所の目とか気にするのかと思ったけど、全然気にしていない様子。
スーパーに買物に行くのも同級生と会う可能性があるから嫌がるかと思いきや、全然気にしていませんでした。
のんびり2人で話しながら登校していると、保育園の時も私が平日に休みが取れた時は、こうして歩いて通ったこともあったな〜と懐かしくなりました。
あの頃は幼児期が一生続くんじゃないかと思うほど大変だったけど、過ぎてしまえばあっという間ですね。
過去に戻りたいとは思わないタチですが、この不登校が始まってからはタイムマシンで保育園時代に戻ってやり直したい
子供のことも自分のことも抱きしめてあげたいと思うようになりました。
がんばらなくていい。
ゆずの不登校と、猫との暮らしで学びました。
猫のように生きようって思ってます。
- ゆる〜く
- まったり
- がんばらない
- やりたいことをやりたい時にやる
2020年12月
途中体調を崩す日もありましたが、学校に行ける日が増えてきていました。
相変わらずの別室登校。
大人に対する不信感は拭いきれない様子。
スクールカウンセラーの先生とは話せても、担任はもちろん他の先生とも話したがらない。
話しかけられるとうなづくか首を振って答え、目は死んでいました。
下校後や冬休みは友達が遊びに来て、楽しく過ごしていました。
笑顔が戻ってきてほっとしました
冬休み明け、どうなるかわからないけど、笑っている時間が増えればそれでいいやと思えるようになっていました。