お読みいただきありがとうございます。
医療従事者ということで、先月と今月、無事に2回接種を終えました。
私はここ数ヶ月、コロナ関連のニュースをあまり真剣に見聞きしていません。
ワクチンの詳しいことも正直よくわかっていませんでした。
それでも接種しました。
そんな私が、ワクチンを接種した話を少しだけ書かせてもらいたいと思いました。
1人の体験談としてお読みください。
(※写真はお借りしました)
まず、なぜコロナの情報に触れなくなったか。
テレビの情報番組をあまり見ないようにしていたからです。
ネット記事などは時々目にしていましたが、ワクチンの作用や副反応についてものすごく細かく調べてはいませんでした。
世界の感染動向とか、日本以外のワクチン接種状況とか、私が知りたいことはニュースでは取り扱っていなかったので自分で記事を探して読んでいました。
そんな私がワクチンを接種することにしたのは。
私にとってワクチンの効果は「抗体価の上昇」、かかりにくくなる「かも」しれない、重症化はしにくくなる「だろう」という認識でした。
副反応は他のワクチンより強めなんだと思っていました。
先月仕事復帰するにあたり、上司から「ワクチン接種の希望」を尋ねられました。
ちょうど復帰する日の直前に、意向調査があったそうです。
60代の母から乳児まで一緒に暮らす環境、妊婦さんや新生児と接する職場を考えて、副反応があっても上記の効果を期待して接種したいと思いました。
接種を希望すると伝えました。
同じ職場の人はほぼ全員が接種したようでした。
【接種の様子】
接種する日は決められていました。
翌日が休みの日。
副反応が出ても仕事に影響が少なくなるように配慮されていました。
院内の接種会場で問診、接種、接種した証明書の発行、希望者に解熱剤を渡してもらえ、15分間会場内で待機して完了でした。
解熱剤処方は私の職場だけの特別ルールかもしれませんが、それ以外は聞いていたとおりの流れでした。
接種したのはファイザー社のワクチンです。
接種した時の痛みは、私は2回ともインフルエンザワクチンより軽いと感じました。
15分間の待機でも何事もなく、仕事中に接種したのですぐに仕事に戻りました。
【1回目の接種】
1回目の接種をした日の夜から、接種した部位が痛いなと思いました。でも2~3日で治まりました。
心配した副反応も、仕事と育児に追われてわからない程度ですみました。
おそらく何もありませんでした。
そして3週間後、2回目の接種がありました。
【2回目の接種】
接種した時間は15時40分ごろでした。
接種した日は1回目と同じく何事もありませんでした。
次の日、朝起きてしばらくして、体が疲れているなと思いました。
前日まで連勤で、接種した日の仕事も残業になるほど忙しかったのでそのせいだと思っていました。
なので、その後もいつも通り過ごしました。
体温は36.5℃でいつも通りでした。
変だなと思い始めたのはお昼頃、食材の買い出しでスーパーにいましたが、立って歩くのが辛く感じました。
体がだるい、筋肉痛のような軽い痛みを太ももや腕に感じました。
その頃やっと副反応かもしれないと思いました。
家に着いて、母に2歳長女を見てもらいながら布団に横になりました。
0歳次男が一緒に寝室にいて、2人でゴロゴロしました。
横になっていても倦怠感が強くて、16時ごろ熱を測ってみました。37.5℃でした。
その後次男が眠ってくれて、私は処方された解熱剤(カロナール)を内服して一緒に横になりました。
18時頃母が夕食を作ってくれたので食べました。
解熱剤がしっかり効いている時間でしたが37.0℃でした。
起き上がっているのはキツいなと感じる、風邪で熱があるときのようなだるさがありました。
解熱剤を使ってもこの状態だったので、この時は翌日の仕事にはおそらく行けないだろうと思っていました。
夫も早く帰ってきてくれました。
次男が夕方から爆睡してそのまま寝てくれそうだったので、長男と長女のことは母と夫に任せて寝ました。
朝まで1~2回目が覚めた(次男に起こされた)かもしれませんが、いつも通り授乳してすぐに眠りました。
翌朝起きるときはちょっとだるいかな、と思いましたが、心配していたより楽でした。
体温は36.8℃、いつも通りです。
朝の支度をしたりしてしばらくすると、もう普段と変わらない体調に戻ったなと感じました。
無事に仕事にも行って、帰ってくることができました。
接種した部位の痛みはやはり接種日から2日くらいで気にならないほどになりました。
同じ職場の人も、発熱したり倦怠感が強かった人がいました。話を聞いた人はほぼ全員が何かの症状があったそうです。
私自身の体験でないので詳しくはわかりませんが、1回目より2回目の接種した日から翌日くらいまで症状が強く、翌々日まで長引く人もいたようでした。
授乳中のワクチン接種は多少心配でした。問診してくれた医師も、「最後は自己判断になります」と言うので心配しましたが、厚生労働省の発表や国立成育医療センター(母乳と薬についてはこちらのホームページが参考になるのでオススメです)発信の情報を調べて、接種と授乳継続を決めました。
3人の子どもたちはワクチンの対象にならないので、せめて次男だけでも母乳から抗体が移行してくれたらいいなと少し期待もしました。
これに関しては、先々の研究結果が出るまで不確かです。私の妄想と思ってください。
以上が私のワクチンを接種した話でした。
お読みいただきありがとうございました。