今年の夏は本当に暑いです。
フリースクールの教室も高校生キャンパスの教室も
毎日、朝の生徒の登校前から、エアコンを入れて教室環境を
整えています。
そしたら、ある日のこと、リモコンに
「電池を替える」サインが出ました。
学園にも予備の電池が入っている箱があります。
スタッフさんが、早速取り換える準備に動きます。
しかし、単三電池はあいにく在庫がありませんでした。
翌日は学園が休みでしたが、相談の電話で私とパパさんが
学園に行きます。もちろん、単三電池を交換しておきました。
翌日はまたフリースクール、高校生が登校します。
スタッフさんも登校します。
すると、二人のスタッフさんが同時に教室に入ってきて、
「あら、電池が入っている」
その2人のスタッフさんの手には、単三電池が握られています。
学園の管理、整備は私たち、責任者がするのが当たり前です。
「ママさん、電池が無いです。」が当たり前です。
ところが、二人とも家から単三電池を持ってきてくれたのです。
たかが単三電池 されど単三電池
とても心が安らぐ乾電池物語でした。