ゆずりは学園に入学、転入学、編入学してきた子ども達の中学校を中心にして、高校などにも子ども達のその後を報告してきました。36校くらいになりました。
中学には行けなかった生徒達、顔を見たこともないと言われる先生もいる中で、一生懸命支援したけど、登校には至らなかったと話す先生、みなその生徒にそれぞれの立場で関わってきたことがわかります。
「ゆずりは。とても楽しいよ」
「顔が変わったねとクリニックの先生に言われた」
集団が嫌だった。
みんな一緒に同じことを言うのが嫌だった。
朝、おはようと先生に何度も言うのが嫌だった。
制服が嫌だった。自由がいいといつも思っていた。
クラス、みんなで「賛成です」と手を挙げるのも嫌だった。
大きな声で何回も言わされるのがつらかった。
外国では午前中だけの「授業」 日本でもそうなってほしい。
子ども達は大きく変わろうとしています。
同時に私たち、大人も一緒に変わらなければいけません。
1人の高校の先生の言葉。
「うちの高校からゆずりは学園に転校したk君。
いろいろあった生徒でしたが、ゆずりは学園を卒業できたよ。
高校の卒業単位をもらったよと卒業証書を持って、あいさつに来ました。ありごとうございました。」
こうした言葉も嬉しかった学校周りでした。
ゆずりは学園の夏は海とプールです。