海と森に囲まれたもうひとつの学校を作って22年目。
100メートルに、耐火煉瓦で作られた陶芸窯があります。
森の中に下から耐火煉瓦をひとつひとつ手渡しで、総勢何十人で運んだのだろうか。
その時の動画が探せば出てくると思いますが。
出来た陶芸窯に火を入れます。1000度になるまで、
3日間、NICEの若者たちが泊り込んでゆずりは学園のアパートに泊り込み、火を絶やさないで、
4時間ごとにメンバーが交代して、森に登っていきます。
夜11時そして次のメンバーが朝の暗い森に電灯を持ち、登っていき、900度からの
カウントダウンからは全員が森に登っていって完成の時を迎えます。
頂上では入学式もしました。
スタッフさんたちが山の頂上の整備もやってくれています。
台風で何度も壊されていく山道。
倒れる樹々。
直しては修理しては整備してきました。
コロナでボランティアの人々が集まらない3年間。
台風で山道はところどころ通れなくなっています。
スタッフさんたちがまた森の中に入ります。
子ども達にこの森の自然環境を残すために。
この森で、ライブコンサートを開催できるのは、本当に嬉しいです。
12月16日、午後1時から2時。長崎、福岡、そして名古屋から、医師3人組が集まります。
病気で苦しむ子ども達に歌で笑顔を届けたいということで、笑方箋というグループ名です。
ゆずりは学園の駐車場でのライブコンサートを考えていましたが、在籍する生徒の家から、材木を
いただけることになり、ステージの修復ができることになり、会場を森のライブに変更しました。
出来るだけ、多くの人に来てもらい、海と森に囲まれた子ども達の居場所でのライブを楽しんで
ほしいと思います。