駐車場に車が止まります。時間が経っても、誰も降りてこないと言うことは、今まで多くあります。
特に、相談の初めての日は、そうしたケースが見られます。車に私の方から、近寄っていきます。
そうすると降りてくる子どももありますし、車の中で親子喧嘩をしている子どももあります。
無理に学園に連れて来られて、子どもの気持ちは怒りしかない場合もあります。
そのまま、帰って行き、再び挑戦です。
多くの子ども達がスタートではいろいろあります。
そして、車が駐車場に着くと、喜んで降りてくる子ども達に変化すると、「おはようございます」の声が
明るく聞こえて、ゆずりは学園の1日が始まります。
昨日は学習を終えると、小学生、中学生はゆずりはの森に出かけました。ブランコもあります。
探検も出来ます。キリンも森の中で、待っています。
教室の中で、パソコンのプログラミングに挑戦している小学生もいます。
森と教室に分かれて、子どももスタッフもそれぞれの時間を過ごします。
今日の東愛知新聞の8面に、「馬房掃除や乗馬でいたわりの気持ち育む」
と言うタイトルで、カラーで大きく乗馬コースの記事が掲載されました。
6月14日からはパソコンプログラミングコースも始まります。
大阪教育大学付属池田小学校の児童8人が犠牲となった事件から20年。
ちょうど私の学園がスタートしたのが、2001年5月1日。事件は6月8日のことでした。
学校が必ずしも安全な場所ではないと言うのは、豊橋のボート事件でもありました。
おはようの言葉で始まり、さようならの言葉が聞けて、それぞれの家に帰って行きます。
そして、それぞれが自分の道に進む日まで、安全教育も含めて、見守りたいと思います。