台風の中、ゆずりは学園の街路灯が倒れました。前回の台風は、コピー機が雨に濡れて、買い替える被害に遭いましたが。福島の知人も無事でした。東京の知人は、避難所に入っていました。
多くの被害の様子をテレビで観ます。国の支援もまだまだ届きません。
「魚のいるところに、釣り糸を垂れる」という言葉は、ノーベル賞を授与されることになった、吉野先生の言葉でもあります。今回の台風でも、そのような支援が早くなされるといいです。
何回も自殺未遂を重ねる青年がいます。「死んではいけない」と言うしかない自分の無力を感じます。行政ももう手を出せない、警察ももう手をあげている。でも、電話をかけてくると、私たちは動きます。それが、「魚のいないところに、釣り糸を垂れている」ことになっていても。
病室に入りました。頼まれたものを持っていきました。
いろいろなものに、こだわりがあります。わがままではないのです。自分にとって、納得できないものはだめです。
青年の支援は難しいです。高校生の支援も難しいです。できれば、まだもう少し、年齢が若い人の方が、まだ心に届くことが出来ます。しかし、10歳を過ぎると、だんだん難しくなります。でも、何とか垂れる糸に絡んでくる時があります。
青年が社会に出ていきます。明るく楽しく働いています。絡んだ糸が動く時があります。
その時を信じて、糸を垂れるしかありません。
社会貢献の一つとして、立正佼成会から表彰を受けました。
でも、まだまだできないことばかりです。「適切なところに、完璧な支援」は難しいです。どうカウンセリングに活かせるか、試行錯誤です。