花組大劇場初日おめでとうございます。(遅)
おわりのはじまり⋯。(哀)
同志Fから「ネットニュースで見たフィナーレの衣装がすごい」と連絡が入りましたので、
わたくしも探しましたところ
度肝を抜かれた
えー！
え？
えーー！
まだ公演を見ていないので画像を見ただけの感想でございます。
なんだかもう涙も吹っ飛びそうな衣装
花月雪星宙(カラー)を背負ってるやん！！れいちゃん！！
歴代贔屓様MYラストデイは、最後の幕が降りる時、
大羽根の先端が見えなくなり
お顔が見えなくなり
振ってくれる手が見えなくなり
上半身が見えなくなり
そして最後に靴が見えなくなり
幕が完全に降りた瞬間のなんとも言えぬ、絶望感というか虚無感というか
卒業はおめでたいのだろうけれども、とても「おめでとう！」という気持ちには程遠いものが心を支配してきました。
でも、この衣装なら「最後になんでやねん」ってツッコミ入れつつ少しは楽しい気持ちで終われそうな気もしないこともない。
(もちろん千秋楽は観れない前提)
いつも観劇前に画像だけ見て「すごいな、この衣装」って思ってたものが観劇後に見ると涙なくしては見れない場面だったりして、
心の中で全力土下座することは多々あります。
この5組を背負ったトップオブトップ衣装(と、ひそかに呼んでみる)も実際に観る時には大号泣かもしれません。
なので、今から申し上げますことは、まだ観劇出来ていない者の哀れな戯言と思ってお許し頂きたい。
こんなに、かつて見たことのない大羽根だと言うのに既視感がある。
アレを思い出しますよね。
昭和の自転車の車輪に付いてたモワモワしたアレ。(伝われ⋯！)
もしくは月組のアフロ祭のレインボーアフロ。
初日映像のご挨拶も羽根いっぱいの画面ですごいカラフルで「わーお！」って感じなんだろうな(まだ見ていない)
というわけで、雪組東京公演ライブ配信を見ました。
さよなら、ソラカズキ
もうさ、パーフェクトだよ。
パーフェクト男役
芝居も歌もダンスも完璧で、でも抜け感もバリバリあって
男役、ここに極まれり。
もったいない～。
本当にもったいない。
こんな人がいなくなるなんて！！
れいちゃんもソラカズキも惜しまれまくって卒業していく。
確かにそれはタカラジェンヌとして最高の卒業のタイミングなのかもしれない。
なのに、最後のお言葉が
まさかの くまプー。
最後までしっかりと爪痕残すソラカズキ。
ちなみに、私、子供の頃からずっとプーさんを「くまプー」呼びしてるんですけど誰にも伝わりません。(じゃあ呼ぶのやめろよ)
ちなみにちなみに、私、5歳の頃にディズニーランドでくまプーの着ぐるみ(←中の人なんていない！)に恐怖を抱いて以来、くまプー嫌いなんですけど心改めようと思いました。
お芝居のドイルは本当に好きすぎて、1年後のスカステ放送までとても待てない！！
となり、幕間でブルーレイポチろう！ポチるしかない！！と決意したら、まだ発売すら発表されていなかった
そうか⋯大劇場公演ほぼ中止だったものね⋯。
ドイルの何が良いって、本を宝物のように大切に扱うとこが良いですよね(咲ちゃんドイルのパパの場面)。
そして連載もので大ヒット作が生まれた際の、世間と出版社(と描かれてはいないけれど本屋も)のあのグワーッとした高揚感。
ハリポタが世に出た時こんな感じでしたよね。
そんな世の中が高揚感で充ち満ちている中、本当に書きたいものは別のものだという作者の葛藤と苦しみは計り知れない。
でもダークサイドに落ちるわけでもない咲ちゃんドイルの方向性が面白い。
咲ちゃんがモリアーティというのも、
最後の戦いの滝に落ちるのが夢白あやちゃんルイーザというのも、
もう生田先生天才かと思いました！
すばらしい！！
我ながら大絶賛 笑
ホームズの生死が分からず、連載が止まったままの状態の読者の気持ちもよーーーく分かる。
私は氷室冴子さんのなんて素敵にジャパネスクが大好きで、絶対に続きがあると信じて、氷室さんが亡くなられた日までずっと続編を待っていました。
大好きなんですもの。
終わって欲しくないですよね。そりゃそうだよ。
れいちゃんもソラカズキもずっといて欲しいよ。
(また話が戻る)
そんなわけで、本当に大大大好きです。
ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル(←やっと覚えた)
ショーも最高ですよね。
まだクリスマスやってんのかよ(衝撃)
となりますけども
年が明けて雪組100周年の和もの衣装で
咲ちゃん夢白あやちゃんあーさソラカズキが
バリバリ踊る場面がめちゃめちゃかっこいい。
咲ちゃんソラカズキデュエダンのとこの限りなく黒に近い緑の衣装がとても素敵
咲ちゃんもこれが最後のショーなのか⋯。
ベルばらフェルゼン編フィナーレの伝説の黒燕尾に全力で期待したい。
絶対すごいと思う！
雪組配信が終わって、宙組ベルばら オスカル編新公を見る。
パーフェクト男役ソラカズキにも可愛い頃があった(本人比)
しかし怒鳴り方がすでにめっちゃ男前
新公学年とは思えぬ迫力。
そうよ、宝塚版のオスカル様ってやたら女を出してくるけど、このくらい男前で良いのに！
ここでもまたオスカル様の歌に「そら」が歌詞で出てきました。
Xでも呟きましたけれども、ソラカズキほど「そら」が歌詞に出てくる歌を歌ったタカラジェンヌはいないだろう。
今回のショーのソロ歌でも「そら」出てきましたし。
「そら」ジェンヌ ソラカズキ。
ご卒業おめでとうございます
