【熊野】その2 スサノオノミコト 根の国と黄泉の国と木の国 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

 

熊野と、根の国

 

「根の国」とは

スサノオの母である

イザナミと

関連がある場所であり、

彼が母に会いたいという

願いから訪れることを

希望した場所

 

 

●『古事記』

 

根之堅洲國」(ねのかたすくに)

妣國」(ははのくに)

 

その入口を

黄泉の国と同じ

黄泉平坂(よもつひらさか)

としている

 

スサノオが根の国を

「妣(はは)の国」と呼んでおり、

大国主が

大国主の神話

須勢理毘売命に会い、

生大刀・生弓矢・天詔琴を

根の国から持ち帰っている

 

 

イザナミやスサノオと縁の深い

出雲国に

入口があるとする説がある

特に、

夜見(よみ)という地名のある

鳥取県米子市と、

黄泉平坂の比定地のある

島根県松江市の間の

島根県安来市には、

古事記にも

「出雲国と伯耆国の堺の比婆山」と記された

イザナミのものと伝えられる

神陵があることから

この出雲東部一帯が

根の国とする説が

 

安本美典著『邪馬台国と出雲神話』

では述べられている

 

 

 

 

 

 

 

 

●『日本書紀』

 

根国(ねのくに)

底根國」(そこつねのくに)

 

 

 

 

● 祝詞

 

根の国底の国・根國底國

(ねのくにそこのくに)

底根の国(そこねのくに)

 

六月晦の大祓の祝詞では

根の国は地下ではなく

海の彼方または海の底にある国

としている

 

祝詞においては

罪穢れは

根の国に押し流すとしていたり、

悪霊邪鬼の根源とされたりしている

 

 

 

 

 

「黄泉の国」とは

死者が行く場所であり

イザナミが死後に住まう場所

 

●「古事記」

 

「黄泉國」

「ヨミノクニ」「ヨモツクニ」

 

出雲国風土記

出雲郡条の宇賀郷の項には

黄泉の坂・黄泉の穴と呼ばれる

洞窟の記載があり、

 

「人不得 不知深浅也 

夢至此磯窟之辺者必死」

と記載されている

 

この洞窟は

島根半島の出雲市猪目町にある

「猪目洞窟」に

比定されるのが通説である。

 

猪目洞窟は

昭和23年(1948年)に発掘され、

弥生時代から古墳時代にかけての

人骨や副葬品が発見された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●「日本書紀」

 

神代紀上巻第五段本文には

「黄泉の国」に関する言及はない。

 

また、『日本書紀』では

本文間で

「一書云」の形で異伝が語られる。

 

『日本書紀』の神代紀上巻第五段では、

 

一書第二で

イザナミが火の神を生んで亡くなるとするが

「黄泉の国」に関する言及はない。

 

一書第九・十でも

「黄泉の国」としては語らず、

「殯斂の処(もがりのところ)」や

「伊弉冉尊の所在(ま)す処」

として記述される。

 

一書第六では

『古事記』とほぼ同様の

イザナギとイザナミの応酬が描かれ、

イザナミの埋葬のモチーフに関する

記述はないものの、

「泉津平坂(ヨモツヒラサカ)」

の記述がある。

 

また、一書第十には

「泉平坂」(よもつひらさか)で

言い争っていた

イザナミとイザナギのもとに

菊理姫が現れる記述がある

(菊理姫は何かを語ったとなっているが

何を語ったかに関する記述はない)

 

 

イザナミの葬地が

三重県熊野市有馬の

花の窟に比定されることから、

熊野と「黄泉の国」が

関連づけられることがある

 

 

https://api.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/2231589/p008.pdf

 

 

 

 

 

【あの世】

 

根之堅州国

スサノオノミコトがいる

黄泉平坂

黄泉の国

イザナミノミコトがいる

 

 

 

【この世】

 

葦原中国

イザナギノミコト

 

 

【あの世とこの世をつなぐ】

 

木の国

大屋毘古神

 

「日本書紀」では

五十猛命と同一神

 

木の根は、地下にあり

その根は、あの世と

通じている

 

和歌山県では

五十猛命は、土着神であり

 

 

黄泉の国の入口の神

 

として崇められている

 

 

つまり

 

樹木と根の境が

 

根の国ースサノオ(息子)

(まだ地上)

 

黄泉の国ーイザナミ(母)

(地下)

 

その間にいるのが

五十猛命(孫)

 

 

子は、かすがい

 

樹木は、家系図

 

あの世、先祖と

この世で生きる子孫の

つながりを

表している