永遠の今 とは | その先、ヒカリ♥

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永遠の今①

 

 

安岡正篤教学一日一言

 

 

 

 

我々は

死を覚悟するが故に

この生を愛する。

 

 

 

知らず露の命

いかなる道の草にか落ちんと

観ずるがために、

露のひぬ間の時を惜しむ。

 

 

換言すれば、

 

「今」に即して

「永遠」に参ずるのである。

 

真の永遠は今にある。

 

 

永遠は

今の内展(ないてん)

 Involution でなければならぬ。

 

そういう永遠は

生滅流転(しょうめつるてん)の

現象界にあっては

到底解釈されない。

 

 

現象を通ずる絶対の風光を尋ね、

物を貫く人格の世界に入って、

はじめて

体認することができる。

 

 

*永遠は今の内展

…真の永遠は今にある。

今に即して永遠に参ずるのである。

そのためには、永遠は、

時空を超えた絶対的価値を

体現しようとする今の

内面的精神的な展開でなければならない。

 

*絶対の風光

…真実の世界の姿。

 

*物を貫く人格の世界

…物に束縛されない人格の世界。

 

 

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人は誰でも

生きようと意志を持った時、

真実の人生が始まる。

 

 

動物的本能のまま

生きるのではなく、

 

内面的向上心を自覚したとき

価値ある人格の世界が生じる。

 

道徳の世界の中に

真実の自由がある。

 

 

 

人は道を外れない

 

自由を得たとき、

 

そこに至楽、至福がある。

 

 

 

 

 

 

 

永遠の今②

 

 

安岡正篤教学一日一言

 

 

死の覚悟は

永遠の今を愛する心である。

 

 

永遠の今を愛することは

絶対的価値を

体現しようとすることである。

 

 

そこに虚静(きょせい)より発する

智慧(ちえ)が輝かねばならぬ。

 

士が

 

行蔵(こうぞう)を慎むのも、

 

死処(ししょ)を択ぶのも、

 

この知慧の作用である。

 

 

かくして現前の生死は

永遠の光に照らされる時、

忽然として妄執(もうしゅう)を散じ、

 

ただ真善美の

欣求(ごんぐ)となって輝き、

 

過去現在未来の断見も消えて、

 

一念の今に無量寿無量光を添える。

 

 

この自覚を体得して、

はじめて

我々の肉体も

神聖な存在となるのである。

 

 

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名著「日本精神の研究」の第三章

 

「永遠の今を愛する」の

有名な一節である。

 

 

人は誰でも

生きようと意志を持った時、

真実の人生が始まる。

 

動物的本能のまま

生きるのではなく、

 

内面的向上心を自覚したとき

価値ある人格の世界が生じる。

 

道徳の世界の中に

真実の自由がある。

 

人は道を外れない

 

自由を得たとき、

 

そこに至楽、至福がある。

 

 

安岡先生は

 

著書(老荘思想)の中で

 

「人は利己心、

物欲の惑いを捨て

常に良心に恥じる所は無いかと反省し

 

人格を高める努力を続ける事によって

 

はじめて

心の欲する所に従がっても

 

道を踏み外すことの無い

自由を得ることができる。」

 

 

道徳において

 

自我は恥じを知り、

 

憤を発し、現実を回避することなく、

 

進んで倦まず撰まず

 

その心を正すことに

努力することです

 

 

と述べている。

 

 

 

 

 

ありがとうございます

 

 

 

自由であっても

 

道徳心は

常に持ち合わせる

 

人の道は外さない

 

それが第一である

 

 

 

まさに現世は

戦国時代の再来ですね

 

気に入らなければ

 

人殺しも厭わない

 

動物そのものです

 

 

しかし

わたしたちは

 

「人身受け難し、今已に受く」

 

なかなか生まれることが

難しい

人間として

生まれることができている

奇跡である

 

 

お釈迦さまの言葉

ですね

 

もし、死んだあと

地獄というものがあるならば

 

人に、動物に

生きているものに対して

殺めるような行為をすれば

暴力をする行為をすれば

 

いつ、次の世で

人間に生まれ変わることが

できようか

 

今、こうして

人間として

生まれ出でて

生きている事に

 

感謝をしつつ

 

道徳を守り

人のために尽くさん

世のために尽くさん

 

この教育も、躾も

 

すべて

最初が肝心

 

親御さんの責任である