【大犯土 大つち】
【小犯土 小つち】
六十干支の土
+
五行の土性
重なった日
金神遊行日
土公神が本宮にいて
土の気が盛んになる
土を犯すことは大凶
庚午~丙子 大つち 7日間
丁丑 間日
戊寅~甲申 小つち 7日間
【庚申】
庚ー金の陽 兄
申ー金の陽 兄
↓
比和
庚申の年・日は
金気が天地に充満して
人の心が
冷酷になりやすいとされた
庚申の日は
八専の9日目(間日を除く)
庚申待は
中国の民俗宗教である
道教の伝説に基づくものである。
人間の頭と腹と足には
三尸(さんし)の虫
(彭侯子・彭常子・命児子)がいて、
いつもその人の悪事を
監視しているという。
三尸の虫は
庚申の日の夜の寝ている間に
天に登って
天帝(「閻魔大王」とも言う)に
日頃の行いを報告し、
罪状によっては寿命が縮められたり、
その人の死後に
地獄・餓鬼・畜生の三悪道に
堕とされると言われていた。
そこで、
三尸の虫が
天に登れないようにするため、
この夜は村中の人達が集まって
神々を祀り、
その後、寝ずに酒盛りなどをして
夜を明かした。
これが庚申待である。
庚申待を
3年18回続けた記念に
建立されたのが
庚申塔で
今も各地に残っている。
仏教では、
庚申の本尊を
青面金剛および帝釈天に、
神道では
猿田彦神としている。
「日吉(ひえ)山王信仰」とも
習合することにより、
室町時代の後期から建立が始まる
「庚申(供養)塔」や「碑」には、
「申待(さるまち)」と記したり、
山王の神使である猿を
描くものが著しくなる。
庚申信仰では、
もともと猿が庚申の使いとされ、
「見ざる、言わざる、聞かざる」の
三猿をもってその神体とした
庚申堂もあったが、
やがて青面金剛が本尊とされ、
三猿は脇に置かれるようになった。
庚申塔も
三猿だけだったが
同様に脇に添え描かれた
「庚申の日に、
子供が生まれるのも良くない」
と言われるため、
この日に生まれた子供には
カネマツやカネシロなど
カネがつく名前を付ける。
なお、月経があると、
庚申さんに参ってはいけない
といわれた。
四年に一度まわってくる
七庚申の日では、
「七庚申の日に
当番になる家は運が良い。」
という
(亀山市史より)
庚申の年、庚申の日に
子どもが生まれると
その子どもには
特に、躾、常識をきちんと
教えないと
悪知恵を使い、人を困らせる
申は、人間に近いので
知恵がありますから
良い知恵を使い
人を助けるような人間に
育てなさい、という
いわれのある場所もある
ということを
聞いたことがあります
【臘日 ろうじつ】
大寒に近い、辰の日
「臘」は「猟」の意で、
自分が狩猟で捕らえた獲物を
先祖にお供えし、
行く年の感謝と
来たる年の幸福を祈願しました。
また竈の神さまを祀って
禊ぎを行なう日で、
この日の婚礼は凶とされる
辰は五行思想では
土気(蔵干の本気が)であり
(丑と戌も同様)、
冬は水気であるため
土剋水となり、
水気を土気で剋するために
辰の日を臘日とすると説いている。
【五離日】
十二支中の
申(さる)と酉(とり)の日
があたるとされ、
季節によって異なる。
特に
婚姻、会合、旅行、
耕作に悪いという
●天地離日
甲申の日、乙酉の日
耕作、種まき、乗船
和合凶
●日月離日
丙申の日
万事凶
●国家離日
戊申の日、己申の日
万事凶
●山河離日
庚申の日、辛酉の日
万事凶
●人民離日
壬申の日、癸酉の日
結婚、嫁とり、和合
相談凶
【大空亡日】
他人への金貸し
商い始め、旅行凶
善行をすれば、禍なし
1月ー6、14、22、30日
2月ー5、13、21、29日
3月ー4、12、19、27日
4月ー3、11、19、27日
5月ー2、10、19、27日
6月ー1、9、17、25日
7月ー8、16、24日
8月ー7、15、22日
9月ー6、14、22、30日
10月ー5、13、21、29日
11月ー4、12、19、27日
12月ー3、11、19、27日