三種の神器は、三徳 | その先、ヒカリ♥

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泰平(たいへい)を支える三徳


易経一日一言


 荒(こう)を包(か)ね、
川を馮(かちわた)るを用い、
遐(とお)きを遣(わす)れず。

(地天泰)


 「荒(こう)」は

凄まじい亡骸(なきがら)、
荒れはてた汚いもの。


そんな荒れた人心など
包み難いものまで
抱擁する度量を

「仁」という。


 そして、
危険な川を徒歩で渡るほどの
勇気と決断力を

「勇」という。

 また
「遐(とお)きを遺(わす)れず」は、
遠くまで思いを置くこと。

つまり、
五十年百年先の将来を深く思う。

これが
「知」である。 


泰平の世の中が実現するためには、

知・仁・勇の三徳が
必要とされるという。



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 「子曰わく、知者は惑わず、
仁者は憂えず、勇者は懼れず。」

は、
論語の
子罕第九の有名な章句です。 


日本では
三徳の知仁勇は
象徴的に語られています。

 伊勢神宮に祀られている
咫鏡(やたのかがみ)

「鏡」は
「知」「智」、

皇居に祀られている
 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

「勾玉」は「仁」、

熱田神宮に祀られている
 草那芸之大刀(くさなぎのたち)

「剣」は「勇」

というように、
三種の神器が
三徳を表す。






民族精神の本領①


安岡正篤教学一日一言


日本民族精神の本領は、

三種の神器(じんぎ)に
いみじくも
表徴(ひょうちょう)せられた様に、

清く明るき鏡の心より発する
知恵の光を磨き、
勇猛(ゆうもう)に正義の剣を振い、
穆(ぼく)たる玉の如き徳を含んで、

遂に
神人合一
(しんじんごういつ)

「十方世界
(じっぽうせかい)を全身」

とする努力でなければならぬ。


箇の民族精神の体得なくして、
如何にして
新なる難局に
踊躍(ゆうやく)むかして向うことが
出来るであろうか。 


*三種の神器・・・
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が
天孫降臨に際して
天照大神(あまてらすおおみかみ)から
授けられ、
代々の天皇が皇位の証として
継承するコ一つの宝物。

八咫鏡(やたのかがみ)、
草薙剣(くさなぎのつるぎ)、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)のこと。

神器は「しんき」ともいう。

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 現代人が持たねばならない
日本民族精神とは、

どのような精神の事を言うのであろうか。 

 ①日本という
歴史と伝統を持つ国家を愛する心。

 日本人としての誇りを持つということが
理解出来なければ
日本民族精神を持つ事は出来ない。 

 ②利他の心。 

先ず自分の利益より
他人の利益を優先できる精神が
日本民族精神である。 

 ③武士道の心
(義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義)。

 武士道とは
死をも厭わない純真な心である。


 安岡先生は
没我的になって
物事に処する心が
死をも厭わない武士道精神だ
と述べておられる。 


 ④家族と家庭を大切に出来る心。

 家族と家庭を大切にし、
心のつながりを深める事の出来る心が
日本民族精神の要諦である。




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