民主主義はどこへ 派閥の行方 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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SBIホールディングス
北尾吉孝さまのお話

シェアさせて頂きました

議員にも
国民ひとりひとりにも

戒めの言葉です



『政治家のレベルは、国民のレベルを指す』
(2024年1月26日 16:40)

添付の賞状に記載の通り昨年末、
尾崎行雄記念財団の
書籍顕彰事業
「咢堂ブックオブザイヤー2023」
大賞(総合部門)に 
拙著『人間学のすすめ』が選ばれました。


「人生の本舞台は常に将来に在り」
――SBIグループ創業20周年記念の
スピーチでも
此の言葉を取り入れた位、

尾崎行雄は
常日頃尊敬している
政治家の一人であり、

その総合部門大賞を頂き
実に光栄の至りです。

本ブログでは以下、
「選考の決め手になった」とされる項

『政治家のレベルは、国民のレベルを指す』
を御紹介致しておきます。



安岡正篤先生は
そのご著書『東洋宰相学』の中で、

「国家のためとか、民衆のためとか、
奉仕とか、公僕とか、
平生どれほど無欲で
謙虚なことを口にしていても、
いざ政権の争奪となると、
またひとたび
政権を取ったとなると、
どう堕落しやすいか、
これは誰も知っていることである」

と述べておられます。


また、同著で先生が

「政治家は恐ろしく多忙である。
(中略)こういう多忙や奔走というものが
どんなに人間の心情を
荒(すさ)ませるかは言うまでもない。
(中略)まして党派の中に伍して、
対立や忿争に駆りたてられる生活が
どんなものであるかは
想像に余りがあろう」

と言われている通り、

多くの政治家にとっては
選挙の得票と権力の掌握が全てです。


ある政治学者は、

議員は
政策のための読書や
議論の時間を確保すべきであり、

本来の職務である政策形成に
もっと時間を割くべきであるとの
見解を示していましたが、

その通りだと私も思います。


冠婚葬祭に頻繁に担ぎ出され、
毎朝駅前に立っては演説をし、 
地元に戻っては次の選挙に備える、
といった具合に

政治家の多くは
忙し過ぎて兎に角時間がなく、

ゆっくりと読書をする暇も
ないような状況です。

しかし
そうした状況が良いはずもなく、
それなりの人から
耳学問でも得ればよいのですが、

今の政治家は
それなりの人も
近辺に置いてはいません。


昔であれば、
吉田茂氏や池田勇人氏
あるいは
佐藤栄作氏や大平正芳氏等々、

多くのリーダーが
安岡先生を信奉し、

先生から
ご進講を受け
様々な話を聞いたりしていました。

また大平氏などは、
「どんなに忙しくても
毎週一度や二度
最寄りの本屋に立ち寄り、
二、三冊新刊を求める」

というように、
彼自身が
大変な教養人で
数多の書籍を読んでいたわけです。

翻って現役の政治家を見るに、

耳学問を得るといっても
安岡先生のような人物もいなくなり、

誰にご教授願えばよいのかも
分からない上、

自分自身で
そうした人物を探し出し
親炙していこうという
議員も
ほとんどいないように思います。


歴代政権が為し得なかった
歳出改革の本命である
社会保障改革
(即ち医療費と介護費の伸びに
歯止めを掛ける改革)を
通じた財政の健全化にしても、

世界の社会保障政策を
勉強する十分な時間を持てなければ、
結局
官僚機構にいいように
使われてしまうのではないでしょうか。


他方、
日本の政治のレベル
あるいは政治家のレベルと
言ってもよいかもしれませんが、

それは
国民の選択により
為されるものですから

イコール
国民のレベルを指しています。

例えば
『学問のすゝめ』の中で
福沢諭吉も、

『かかる愚民を支配するには
とても道理をもって
諭(さと)すべき方便なければ、
ただ威をもって
畏(おど)すのみ。
西洋の諺(ことわざ)に
「愚民の上に苛(から)き政府あり」
とはこのことなり。
こは政府の苛きにあらず、
愚民のみずから招く
災(わざわい)なり。
愚民の上に苛き政府あれば、
良民の上には
良き政府あるの理なり。
ゆえに今
わが日本国においても
この人民ありてこの政治あるなり』

との指摘を行っています。


要するに
愚民が選んだ政治家は

これまた
愚かであるわけですから、

やはり
選挙権を行使する側が
一体何をもって
人を選んでいくかということも
改めていかねばなりません。

民主主義というのは
基本は
数が決めるわけですから、

それは往々にして
衆愚政治という形になって
機能不全に陥る可能性が
あるものです。

即ち、
数の力によって
正論を吐く一握りの人たちが
埋没され、
間違ったことが
正しいことのように扱われ、
結局
通ってしまうといった問題を
内包しているのです。


それ故、
どうしても

一般大衆のレベルを上げねば

良き政治は成り立たず、

常日頃から
政策を選べる程度まで
色々勉強をしておくことが
望ましいのですが、

残念ながら
そういうことをする人は
ほとんどいないのではないか
という気がしています。


そもそも
投票所にすら
行かない国民もいて、

一票を投ずる側も
それで選ばれる側も、

もう少し多くの人たちが
民主主義という社会システムへの
理解を深め
自らのレベルを上げることに
日々努め、
共に政策において
如何に在るべきかを考え
健全な政治を
目指して欲しいものです。





『派閥の行方』(2024年1月25日 15:45)

「各派閥や議員がけじめをつけ、
説明責任を果たすことが大変重要だ。
政治の信頼回復のため努力を続けたい。
(岸田派解散表明について)
岸田派の元会計責任者が
刑事責任を問われた。
けじめをつけなければ、
政治刷新本部の議論を
リードすることは許されない。」


上記は今週月曜日、
同本部で発したとされる

岸田さんの言です。

同日示された中間取りまとめ
「骨子」には

派閥の在り方につき、

「いわゆる派閥の解消、
派閥から真の政策集団へ。
カギは政策集団がお金と人事から
完全に決別すること」

等々と記され、

一昨日中間取りまとめ案が
大筋で了承されたようです。

派閥の存廃を巡っては
様々な人が功罪両面から
色々な指摘を行っていますが、
それを判断するのは 
言うまでもなく

一つに政治家自身でありましょう。

そしてまた私は併せて、
自民党員にも
広く意見を求めるべきだと思います。

と言いますのも
15年前の夏、

「一度民主党に
政権を担わせて見れば良い」
と国民が動いた状況と
同じかそれ以上に、

政治不信と言うか
自民党不信があるような気がするからです。

実際直近の世論調査で
自民党支持率は、
例えば
「野党時代を除いて
1960年の調査開始以来最低の14.6%」
とか
「25%(前回28%)で、
政権復帰以降最低を更新」
といった有り様です。

自民党に対する信頼というのは
地に落ちてしまいました。

「政治にはカネがかかる」
――経済政策遂行に当たって
お金が要るという部分は
あっても良いですが、

選挙に勝つ為
お金が使われる
というのでは本末転倒だと思います。

清き一票を得るに
本当にお金が必要か、

私も非常に疑問視しています。

今時分
もう少し有効なお金の使い方が
あるのではないでしょうか。

政治の根本 
およびその得失を論じた
『申鑒(しんかん)』を著し
献帝に奉った後漢の学者である

荀悦(じゅんえつ)は、

当思想書の中で
「政を致すの術は、
先ず、四患を屏(しりぞ)く」
として
「偽私放奢」の
四つの患(わざわい)を挙げています。

此の「亡国への道」としての
偽私放奢、
「偽…二枚舌、公約違反のたぐい」
「私…私心、或いは私利私欲」
「放…放漫、節度のない状態」
「奢…贅沢、ムダ使い、或いは心の驕り」
とは、

「この中の一つが目立っても国は傾く」
というものです。

『論語』には 

「信なくんば立たず」
(顔淵第十二の七)

という政治の要諦がありますが、

自民党不信が
払拭されて行かなければ
最早その政治は
成り立たなくなるのです。

従って
派閥の行方につき 
派閥の領袖中心というのではなくて、

今日にも決定される
中間取りまとめを踏まえ、

民意を問い
民主的評決を得るべくして、 
取り敢えず
党員の声も広く求めるべきだと思います。




ありがとうございます

昭和の議員たちは
安岡正篤先生に
足繁く通い
論語や菜根譚などを学び
政治を勉強していました

その事は
わたしもよく存じています

今の政治家、議員には

指し示す人物がいない

議員に成り上がって
もう、天狗状態だ

わたしは
安岡正篤先生のような
人物だと思うのは

北尾吉孝さまのような
人ではないかと
思います

いかに
論語や菜根譚のような
書物を
読むのが大事か

読んだ上に理解する事が
どれほどのものか

皆様も
お分かりになるかと
思います

わたしも
若い時に読んだ時と

還暦を過ぎ
人生の酸いも甘いも
知り得た歳に読むのとは

まったく
理解が違います

また、こうして
北尾吉孝さまなどから
間接的でも
勉強させて頂き
わたしは幸せです

感謝しかございません


わたし自身
23の時
「般若心経」を知り
その意味を知った時

わたしが今
この世から居なくなっても
地球は変わらず周り
時間も止まらないのだ 

という事を
知ったのです

なぜ、好きでもない
銀行に勤めてしまったのか
と、悩んだ時期でした
同級生の
同じ銀行に勤務した半数が
退職して
好きな道に進んだ姿を
目の当たりにしました

古株にイジメられ
死にたいと
思った事もありました

それでも
10年、働けたのは

「般若心経」の意味を
理解したからです

大谷翔平選手が

中村天風先生の書物
何度も
読み返しているのは
驚きましたが

野球は
スポーツだけれど
駆け引きのゲームでも
あります
心身ともに健全でなければ
出来ません

大谷選手のように

日本の子どもらが
小さいうちから
論語や菜根譚などを読み
ココロに
刻んでいたならば
と思います

わたしの頃は
週休二日ではなく
土曜日も半ドンで学校へ
行きました

教育の、何が
日本人を
ダメにしたのでしょうか

それに気づいて
論語教室に
子どもらを通わせ始めた
親御さん

素晴らしいと思います