『スターウォーズと志摩の民話』蛯原春比古さまのお話です♥ | 最強運貯めガイドブック♥古事記、黄泉の国を知る事が大事だよ♥カミコトは記紀の歴史の真実を知る事

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伊勢神宮と高野山の会員です。
主人のご先祖様は、羽黒山山伏です。




蛯原さまの
楽しいお話です!

シェアさせて頂きました
まさか
スターウォーズが!
 



好評なので、再度投稿します。☺️


『スターウォーズと志摩の民話』
〜完結編


スターウォーズの
ジョージ・ルーカス監督、
スティーブン・スピルバーグ両監督は

日本映画界の
本多猪四郎監督、円谷英二監督の
ファンとしても知られ、

ジョージ・ルーカス監督は
溝口健二監督のファンでもあります。

本多、円谷、溝口の3監督の接点は、 
作品のエッセンスが

三重県志摩市の波切にあります。

まず、スターウォーズに登場する
ジェダイマスターのヨーダの名前は

溝口監督の脚本を書いた
依田義賢氏とみられています。

志摩市波切では、
溝口健二監督とその依田義賢脚本で、

「浪花女」、「お遊さま」、

志摩町では
「山椒太夫」が撮影され、
この地域の民話がモデルとなっています。

スターウォーズで
参考にされた作品として
「ゴジラ」、「宇宙戦艦ヤマト」、
「ユリシーズ」、「加藤隼戦闘隊」、
「山椒太夫」、「雨月物語」、
「浪花女」、「ベンハー」、
「七人の侍」、「姿三四郎」など
多岐にわたり、

本多猪四郎監督、円谷英二監督、
溝口健二監督、黒澤明監督作品の
人物をモデルにしたり、
作品そのものも参考にしています。

また、スターウォーズの
登場人物設定は
波切神社の祭神を使い、




物語は

波切神社の「ダンダラボッチ」と
国狭槌神、補堕落渡海、
片田の「竜宮の井戸」、
磯部の「七本鮫」などの伝承を

 




参考にしています。

主人公の一人、
ルーク・スカイウォーカーが、

ダンダラボッチであり
韋夜神
でもあります。



人物としての衣装などのモデルは、

黒澤明監督の姿三四郎役の
藤田進さん、
故に、服装も柔道着に似ています。

ハン・ソロが
大己貴命(大国主命)、

チュー・バッカが
猿田彦、

レイア・オガーナが
国狭槌神、

ダースベイダーが
素戔嗚神、

などと、
見た目や人物関係が
神話や波切神社の祭神をモデルに
しています。

シリーズの第一作の
エピソード4の最初、

ルークは
「ボッチ語(ダイダラボッチ)」の
翻訳機「C3-PO」を買い求め、
シリーズを通して
C3-POは
重要な役割を果たしていきます。

同盟軍のXウィング戦闘機の
レッドリーダのヘルメットのマークは
「赤鷲」になっていて

1944年公開映画7
「加藤隼戦闘隊」のマークと同じです。


また、オビワン・ケノービのモデルが

1954年公開の
『ゴジラ』(本多猪四郎監督作)の
古生物学者の山根恭平博士役の
志村喬さんと

『ベン・ハー』の
チャールトン・ヘストンで、

波切神社で言えば
底筒男命となっています。

ジェダイの称号は
「ジュダ・ベンハー」の
ジュダの言葉からきている

とみられています。

日本語吹き替えは、
オビワン・ケノービ、
ジュダ・ベンハーとも
本多猪四郎の友人の
納谷六朗(銭形警部の声優さん)さんが
演じています。

レイアは
波切神社の主祭神、国狭槌神。

星座の琴座の英語読み、
ライアー、
北欧神話のフレイアを
もじったものとみられ、

星座名は
波切の古名、
「菜切(菜切星、琴座、織姫の台所)」

という意味です。

また
レイア姫は
月の神のアルテミスにもみたてられ、
太陽神をルークとして
兄妹関係にも見立てらています。


レイアの夫となるのが
ハン・ソロで大己貴命、
つまり大黒様に見立てられていますので、

エピソード5では

ジャバダ・ハットに捕らえられる前に、
真っ黒にカーボンフリージングされ、
冷凍睡眠の様に
エピソード6まで
凍結されてしまいます。


ダース・ベイダーは素戔嗚尊、

モデルは衣装などは
魔法使いサリーのサリーちゃんのパパで、
同時にダンダラボッチにも
見立てられていますので、
大きな身体を強調しています。

因みに、
最初のキャスト予定では
三船敏郎で、

実際にオファーがあったそうです。


ルークとレイアの母、
パドメ・アミダラが天照大御神で、

モデルが「祇園囃子」、
「浮草」の若尾文子と
「ユリシーズ」(魔女キルケ役)の女優
シルヴァーナ・マンガーノ。


また衣装のモデルは、
「お遊さま」に茶人役で登場した
甲斐庄楠音の衣装を
モデルにしているものと思われます。


彼女が乗る船が、
全面が鏡面になっていて、

天の鏡の舟、
つまり
補堕落渡海に登場する船です。
 




そして多量に集まった帝国の艦船は
「浪花女」の作品中で
多量に集まった船と同じように
描かれています。


悪役の一人、ジャバダ・ハット、

モデルは「山椒大夫」、
ですから容姿も
オオサンショウウオに
似せているわけです。


ヨーダの名前のモデルが
依田義賢さん、

人物モデルは「青い真珠」にも出ていた
高堂国典さん、

波切神社で言えば、
住吉三神で
オリオンの三つ星の
表筒男命になります。


緑の星のイウォーク族が、
昴の天白神で

ジャージャー・ビンクスが
浦島太郎の亀、

その長老が豊玉彦(海神)、

マスタージェダイの
クワイ・ガン・ジンは
中筒男命。


表筒男命、中筒男命、底筒男命の
ヨーダ、
クワイ・ガン・ジン、
オビワン・ケノービの3人が
住吉三神であり、

オリオンの三つ星、

キリスト教では
イエス降誕の「東方の三博士」
という役になります。



ダース・モールのモデルは
千葉真一さんとカークダグラス。

「戦国自衛隊」で
タイムスリップをしていて、
この翌年に作られたのが、
カークダグラス主演の
「ファイナルカウントダウン」
ということになり、
これもタイムスリップをする物語
となっています。


〜志摩波切わらじ祭りホームページ参考




『韋駄天はクマーラそして昴』

鳩摩羅天(くまらてん、
サンスクリット語:Kumāra)
仏教の天部の一。
倶摩羅天とも表記される。

梵名は「クマーラ」で童子を意味し、
無執着の徳を表すという。
大自在天
(ヒンドゥー教のシヴァ神に相当)の
息子とされており、
韋駄天と同一視される。

起源は
ヒンドゥー神スカンダ (Skanda) であり、
クマーラはその別名。


韋駄天が軍神として
甲冑姿で描かれるのに対して、

鳩摩羅天は孔雀に乗る少年神として
描かれることが多く、

オリジナルである
スカンダ神の姿に近い。 


妃は七母女天(焔摩七母天)の1人で
鳩摩利(クマリー)という。

密教の曼荼羅では
六面童子形で
金剛鉤を持った姿で西方に配される。

韋駄天と比べると
単独での崇拝や像の作例は少ない。

カールッティケーヤ
(サンスクリット語: कार्त्तिकेय、
Kārttikeya、すばる星団)、
クマーラ
(サンスクリット語: कुमार、
Kumāra、少年)、
マハーセーナ
(偉大なる戦士)、
セーナーパティ
(戦士の王)、
グハ
(神秘的な者)、
シャクティダラ
(槍を持つ者)、
ターラカジット
(ターラカの征服者)等と
64の名を持つ。



【天津麻羅(あまつまら)】

日本神話に登場する
鍛冶の神である。

『古事記』にのみ登場し、
『日本書紀』には登場しない。
「神」「命」などの神号は
つけられていない。

『古事記』では
岩戸隠れの段に登場する。
「鍛人(かぬち)天津麻羅を求(ま)きて」
とあるだけで、
何をしたのかは書かれていない。
その前に
「天の金山の鉄(はがね)を取りて」
とあることから、
伊斯許理度売命(いしこりどめ)が
八咫鏡を作るための製鉄を行った
とも考えられる。

また、『日本書紀』の正伝には、
天鈿女命(あめのうずめ)が
茅纏の矛を手にした
という記述があり、
それを作った者の記述がないことから、
天津麻羅は
矛を作ったとも考えられる

(第一の一書では
石凝姥命(いしこりどめ)が
日矛を作ったとある)。

『先代旧事本紀』の天孫降臨の段では、
「倭(やまと)の
鍛師(かなち)等の祖、
天津真浦(あまつまうら)」
「物部造等の祖、
天津麻良(あまつまら)、
阿刀造等の祖、天麻良(あめのまら)」
とあり、
これらは
天津麻羅と同神と考えられる。

また、神号が
ついていないことなどから、
天津麻羅は
一神の名ではなく
鍛冶集団(またはその祖神)の総称
ではないかとする説もある。

全国の氏族の系図を集めた
『諸系譜』では
天目一箇神の別名とされる。
『日本書紀』や『古語拾遺』に登場する
天目一箇神(あめのまひとつ)に通じ、
『諸系譜』で
天津麻羅を
天目一箇神の別名とする伝承に
符号する。
天目一箇神も鍛冶の神であり、
『古語拾遺』では
岩戸隠れの際に
金属製の武具を製作している。

wik参考



『ダンダラボッチと韋夜神』
〜多度神はダンダラボッチ

その昔、大王崎の沖、
大王島に身の丈三十尺(約10m)
一つ目の大男が住んでいたそうな。 

その一つ目、片足の大男の名は、
ダンダラボッチ、
またの名を
ダンダラ法師(ダンダラホーシ)
と言い、
時々波切里の浜に来ては大風を起こし、
大波を起こし
娘をさらうわ
様々な悪さをしておった。
 
このダンダラボッチ、
その昔、熊野に住んでおり、
そこで悪さをしでかしたのか
熊野の神様、八大龍王に追われ、
この波切の先の島、
大王島に移り住んできたそうじゃ。

さて、困り果てた村の衆は、
産土神の韋夜神さま(いやのかみ)に
助けを請うた。
韋夜神様は
二人の男と一人の娘を
使わされたそうな。
  
あるとき、ダンダラボッチが
里に下りてくると、
娘が大きな筵を編んでおった。
「それは何じゃ」

とダンダラボッチが娘に尋ねると、

「千人力の村主が履く草鞋じゃ」

と答えた。

さらに先に進むと、
大きな竹篭が於いてあったそうな。
実はこの竹篭、
魚を入れる大きな魚籠であったわけじゃが、
不思議に思ったダンダラボッチは、
村人に

「あれは何じゃ」
と尋ねた。 

すると村人は、あれは

「千人力の村主の煙草入れじゃ」
と答えた。

今度は、大きな布みたいなものが
干してある。
実は、小魚を捕る
大きな網だったわけじゃが、
またダンダラボッチは村人に

「あれは何じゃ」

と尋ねて見ることにした。

すると村人は

「千人力の村主の褌じゃ」

と答えた。
 
自分より大きな大男が
里にいては今まで悪さをしてきた
ダンダラボッチは
どんな罰を受けるかも知れない。
あわてたダンダラボッチは
一目さんに退散し逃げていったそうな。
逃げていった先は
桑名とも言われているそうな。 

さて、この村人と娘、
実は韋夜神の化身だったそうじゃ。

村人は、
ダンダラボッチが戻って来ない様、
毎年九月の申の日に
大きな草鞋を流し、
波切には千人力の大きな大男がいるぞ
と脅したそうな。

これが
わらじ祭りの始まりだそうじゃ。
このダンダラボッチ、
波切で悪さをしでかした名残が、
港の入り口にある、
烏帽子岩。

うんこだそうじゃ。

また、大きな足跡を残し、
港の魚市場付近には
足跡の付いた岩があったそうな。 

※脅す道具は口伝のため、
色々なバリエーションがあります。

※また、大王島を「韋夜が島」
と言う記述もありますが、
「韋夜が島」の場所は
現在の大王島より岸寄りにあった
テーブル状の岩とも言われています。
周囲の民話、
ダンダラボッチが登場する地名には
必ず地名に「大」が付き、
「大王」は怖い物、海の難所
と言う意味があります。



『ダンダラボッチの正体を探る』
〜民話の成り立ち

前半は出雲の熊野、
後半は紀州熊野の信仰。


祭りその物は、
熊野の祭りであるため、
古くから存在していた物と思われます。 
元々は2つの話があり、
1つは山や谷を作った話、
もう一つはわらじの話です。 

前者は単純に
和魂で出雲国風土記などに
見られる話しですが、

悪さをする辺りの話からは、
一つ目の話が加わるため、
平安時代の
比叡山における信仰が加わった物
と見られます。

伝承の有る場所には
必ず石神様
もしくは韋夜神が祀られています。

天狗山の民話と
島津国造出雲笠夜命。

ここで、出雲の伝説を御紹介します。


その昔、出雲山中で
炭焼きを行っていた人たちがいました。

のちに炭焼きの木を求め、
熊野の神様と供に木の国、
つまり現在の
紀州に移り住んできた人たちです。

波切神社とその周囲の神社には
元熊野の神様たちを多く祀っています。
物語はその昔、
出雲の国の炭焼き小屋から始まります。

八束水臣津野命(又は仁王)は
ある夜、
炭焼き小屋の庭先で
眠りこんでしまいました。 

八束水臣津野命は巨大な大男で、
庭先に巨大な足があることに驚いた
炭焼き小屋の住人は
その片足を切り落としてしまいます。 

それまで、山や森などを作っていた
八束水臣津野命は荒れに荒れ、
人を浚うなどの悪さをする神様に
変貌してしまいます。

そこで村人は
八束水臣津野命の足が付いた
草鞋を掲げます。
(脅しなのか、返すのかは不明ですが) 
ある夜、
村にひょっこり行者が現れ、
その足は俺の足だと言って
持ち帰ってしまいました。

これ以降、
八束水臣津野命により、
村が荒らされることが
無くなったそうです。 

その持ち帰った行者つまり、
化身した八束水臣津野命は、
天狗山(熊野山)に住む天狗だと言われ、
以後、天狗山に
祠を作り祀ることとなります。 

これが出雲にある
熊野大社の始まりで、

天狗は
「伊邪那伎日真名子 
加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」
として祀られ、
後に、本居宣長により
素戔嗚尊と同一神と
されてしまいます。 

また、意宇(おう)と言う地名は、
八束水臣津野命が呼びかけに対し
「おう」と答えたことに由来するそうで、
後に、
意宇の土地に
熊野大社の相伴の宮として
揖屋神社(言屋社)、
真名井神社、
神魂神社、
八重垣神社が
建立されました。 

そして、それを祀っていたのが
出雲国造、出雲笠屋命。
つまり
志摩国を建国した人であった
というわけです。
 
櫛御気野命と同一神が、
闇淤加美神。

波切神社では
韋夜神になり、

横山石上神社や、
片田の石神さんなど市内の至る所で、
水神様として
祭られています。

蛇体(髭の無い龍)の神様で
人の形になると
阿遅志貴高日子根神
(賀茂大神・九鬼氏の神様

になります。

志摩の民話では
片足の由縁と草鞋の由縁の部分に
相当します。 

この伝説は、
出雲にある熊野大社の大元、
天狗山にまつわるお話で、 
出雲の八雲町に
伝えられている民話です。 

作られた時代は不明とされ、
話が広まったのは戦国時代、
尼子氏の時代
だとも言われています。

民話は幾つかバリエーションがあり、
八束水臣津野命を仁王様としている物や
出雲国風土記にあわせている物
などがあります。

八雲町では
仁王様に合わせた話を公開しています。 

本来は、
天狗山の名前の由来ともなった話なので、
仁王様ではなく天狗の様ですが、

他の熊野社でも 
草鞋を奉納しているため時代の変遷で、
八束水臣津野命
もしくは
その他の神様から
鎌倉時代付近で天狗、
近年に仁王と
移り変わったのかも知れません。 

出雲の熊野大社は
元熊野と呼ばれ、
現在、紀州にある熊野大社の元となった物
と言われています。

平安時代以前、
島津国造出雲笠屋命の信仰が
入っていた時代です。

その名残が、
石神さん、韋夜神です。

ダンダラボッチが
両足、両目のある時代で、
島や岩を作った民話が
広範囲に残されています。

魚切などの地名は
飛鳥時代にはありましたので、
かなり古くから出雲と志摩は
往来があったようです。

志摩市のかなりの地名が
出雲の地名と同じか酷似しているのも
その影響の様です。

この地名が酷似している場所と
伊雑宮周辺から
波切、片田、立神に至る
七本鮫のルートとが
ほぼ一致していることも特徴です。

〜志摩波切の民話より



スターウォーズの
反乱軍の紋章は
熊野の「八咫烏」を
デフォルメしたものです。


ダンダラボッチの逃げた先は桑名、

つまり天目一箇神、
天久々斯比命であり、

近江三上山の天御影命の一族。
四日市では大入道。



『里帰りする玉柱屋姫命。
実は
八大龍王と文殊菩薩と
七夕の信仰』

わらじは御神体でもあるので、
祭神の
伊雑皇大神(玉柱屋姫命=三穂津姫命)の
化身でもあります。
神の国に帰り、
また初夏、星(玉柱屋姫命)になって
志摩の空に戻ることになります。

もとの祭りは
平安時代の寿永年間ですから、

伊雑宮の御田が
神が稲に宿る事とは正反対に
稲に宿った神が 
海を介して帰る事になります。

海に流して星に辿り着く七夕と
同じ形式だと思うと

意外と単純かもしれません。

七人のお婆さんが
北斗七星で
玉柱屋姫命(=豊受大神)の姉

ということになります。

海に行った先で、
さらに海の中に行くのが
和具大島の潮かけ祭り
と言う事になります。

信仰的には
文殊菩薩の信仰で、

波切神社でいえば
国狭槌神の信仰に当たります。



【妙吉祥】
吉祥天と混同される神様で、
吉祥天は
さらに弁財天とも混同されます。

この弁財天と吉祥天が一つになる信仰は
八大龍王の信仰で、
八大龍王の一人、 
徳叉迦の娘の八面天女の信仰です。

このうちの弁財天が
和具大島の神様、市寸島比売命

と言う事になります。

星の世界
→稲へ変身(伊雑宮の御田)
→八尋和邇の大きさに変身し海へ
(わらじ祭り)
→海中の神の世界へ(潮かけ祭り)
→星の世界へ   

こんな感じですね。

【セーマンドーマンの意味】


一般的には、ひと筆書きで
「行って帰ってくるという」(セーマン)
と言う意味と
「悪鬼を追い払う」(ドーマン)
という意味ですが、

ちょっと見かたを変えると、

星と田んぼで神様を表す印になります。
(実際は伊勢部の印、
六芒星(籠舟、亀)と田の神(狐塚)
表している。


〜わらじ祭りホームページより



『独り法師はひとりぼっちの語源』

そうか!
ダイダラボッチも
ダイダラ法師と言うね。

長野県の飯綱山には大座法師池、
天目一箇神の一は一つ目ではなく、

ひとりぼっちの
「一」なんだろうな。

あっ!そうか
中国の天目山は韋駄天を祀る聖地、
韋夜神が苦手なダイダラボッチ、
なるほど!
草鞋はいているもんねー、韋夜神は。
韋駄天だったんだー。



PS.
ルーカスは知っていたのかな!?

韋夜神は
ルーク・スカイウォーカーに
見立てていますから、
韋駄天、空を走りますからね。


『志摩の天白神は
空から舞い降りた星のかけら』

安乗神社の天白神の御神体は
隕石です。
波切の場合は
石の仏像が祀られています。

さて、
この天白神、波切と安乗には
1つの共通したところがあります。

何れも、
隕石に纏わったものです。


安乗は御神体そのものですが、
波切は隣接する石干谷と呼ばれる
地区の名前の由来
となっています。

元は石星谷と書き、
石の星が落ちてきた事に由来しています。

天白と言う地名は
信仰に基づく後付けですから、

安乗同様、隕石に纏わる信仰が
存在していることになります。

〜波切わらじ祭り  より



『二つの姿をもった天白神』

天白神は
北斗七星と昴の神です。

志摩の神は
天上では二つの姿を持つものがあり、
この神様もその一つです。

星辰信仰では北斗七星、
神楽歌では月の輪に舞う星

と言うことになります。

天白神には
もう一つの書き方があり
「天魄神」と書きます。

星の世界で
「魄」は星団を表します。

志摩市内には
波切と船越と安乗に祀られ、
波切は天白神、
安乗は天魄神と書きます。

船越では
北斗の木として祀られています。

ここで、この神様は
何者かと言うと

豊受大神の七人の姉であると同時に、
豊玉姫と一緒にいる七人の童子

でもあります。

北斗七星が
七人の姉、昴が童子となります。



『月に舞う娘たち
~昴としての天白神は雨の神』

伊勢神宮外宮、諏訪大社の神楽歌には

「天白は星の次第の神なりや月の輪に舞え」、
「天白は星の位の神なりや月の輪に舞え」

と歌われています。

天白の「白」は
月の輪に舞うことから、
月の通り道、「白道」から来ている
のかも知れません。

月の輪は
気象現象の1つで、
雨の予兆となっています。
俗に言う「月の笠」の事です。
転じて、
水田に水を呼ぶ神。

天白川なども
この神様に由来しているのかもしれません。

この神様、後で書きますが

伊雑宮に上ってくる
七本鮫の正体です


七本鮫と一緒に
川を上る神様が
豊玉姫命(伊雑登美神)ですが、

この神様のもう一つの役目は
潮満玉で水田に水を引くこと。

雨の神様と、水を引く神様の助力により
水田に水が引かれる


という意味を表しています。



『北斗七星の乙女たち
~天で機を織る豊受大神の姉たち』


北斗七星の信仰の場合、
妹の豊受大神
(弟棚機・伊雑宮の玉柱屋姫命)
同様、
機織りの上手な神様達なので
機織りの神様となります。
これが
北勢地方で信仰されている天白神です。

なぜ天白神が機織りの神様なのかは
七本鮫の民話の中に
ヒントが隠されています。



『七本鮫の正体』

伊雑宮の民話では
豊玉姫の従者は7本の鮫です。

豊玉姫の通るルート2ヶ所には
海底に鳥居があり、
1ヶ所は波切神社と大王島の間、
もう1ヶ所は安乗神社と大倉島の間にある
とされています。

天白神は
この2ヶ所しか祀られて居らず、
また波切の天白神の祀られている
桂昌寺(本尊は大黒天・大己貴神)の
元の位置は、
豊玉姫が元住んでいた大滝の上流
に当たります。

志摩では
この2つの性格を巧に使った民話が
伊雑宮に登る七本の鮫の話です。

〜三重県志摩市波切の神様たちより抜粋



満月は重要な日です。
古代より
月の満ち欠けは
海の干満を生み、
漁や農耕には重要な目安
となっていました。

また人間にとっても
体調の変わり目を
知る事にもなっていて、
古代より
自国の「暦」を作る事が
如何なる事よりも
大切にされていたのです。



【追加】

「七本鮫」は
潮の満ちるときに
深い入江や河川の河口付近にできる
「汽水域」です。

汽水域ができると
大型の魚類が川をさかのぼり
大漁をもたらします。

『八王子に流れる天白川は「天魄」、
星が集まる星団を意味する』

天白社は、
天白、天伯、天獏、天縛、天魄の
字を当て、
その社は
川の近辺、橋の袂に
祀られることが多く、
水の神、農耕神とも
いわれていました。

伊勢の天白社の祭神は、
土着の麻績(おみ)の神
(麻績とは機織の神)、
あるいは
天の白羽神を祀ることが多く、
帛は、
神に供える絹の織物のことで、
それが天白となったのだという説もあります。

この天白信仰を各地に広めたのは、

伊勢の御師(神人)が、
御札を配り、
神楽歌を歌って
各地に流布させたようで、

北伊勢に多い土着の神、
麻績天長白羽神
(ながしらはねのみこと)
長白羽命は、
織物の神様とされています。
長は糸または織物の長さ、
白は白色を意味し、
羽は羽二重を表すといわれています。

土着の神、多比理伎志摩流美神を、
天白さんと
親しみをこめてよんでいたようであります。

菰野町田光では、
八風峠に伊勢津彦を祀っていました。

この神は、
伊勢の土着の国土神で、
大和政権に伊勢を追われ、
八風を巻き起こして東国へ逃散した
と伝えられています。

この伊勢津彦も、
先の麻績氏も共に

伊勢から東国へと移動して、
その道筋は尾張、三河、遠江、
ここから天竜川沿いの
伊那、諏訪、深志(松本平)、
善光寺平、佐久平へと移って
行ったと伝えられ、
この経路は、
山国でありながら
稲作が早くからはじめられ、
麻を作り布を織る技術も進んでいた
といわれています。

それに、信州の松本市や長野市には
伊勢町という町名の多いことと、

この天白信仰の天白社の分布も
信州に三二九を数えるほどで、

東海、中部地方では一番であります。

これは伊勢の麻績氏の一族が
機織りの技術を携え、
一方の伊勢津彦は
稲作の技術集団を引き連れて、 
天竜川沿いに伊那谷を北へのぼり
棚田を開き、
盆地を開拓して
信濃の米作りの本になったのだと思われます。


〜三重県菰野町の歴史より抜粋



『スターウォーズの
エピソード9のレイは龗』

【龗】
〜意味
〔説文解字〕では「龍なり」とある。
日本では
水神である於箇美(をかみ)の字として
宛てられることもあります。
〜字形
形声で声符は霝。
霝は雨乞いのお祈りの意味があります。
〜音訓
音読みはレイ、リョウ、
訓読みは、おかみ(または、うかみ)。


【淤加美神(おかみのかみ)】

龗神(おかみのかみ)は、
日本神話に登場する神です。

『古事記』では淤加美神、
『日本書紀』では龗神と
表記します。

『古事記』及び『日本書紀』の一書では、
剣の柄に溜つた血から
闇御津羽神(くらみつはのかみ)とともに
闇龗神(くらおかみのかみ)が生まれ、
『日本書紀』の一書では
迦具土神を斬って生じた
三柱の神のうちの一柱が
高龗神(たかおかみのかみ)である
としています。

高龗神は
有名な貴船神社(京都市)の祭神
でもあります。

龗(おかみ)は
龍の古語であり、
龍は水や雨を司る神として
信仰されていました。


「闇」は谷間を、
「高」は山の上を指す言葉であり、
京都貴船は正に
そのような場所に鎮座しています。

〜wik.ニコニ大百科参考



『志摩の民話に登場する
複数の韋夜神』

民話には同時に
複数の韋夜神が登場する
シーンがあります。
神様は
1柱だけではないという事になります。

民話、信仰から実際には
複数の神様を祀り、
総じて
韋夜神と呼んでいるようです。

琴平社、春日社の子供に当たる神様たちで、
神様の構成から
息子夫婦、娘です。

主となる神様は
闇淤加美神で人化していますので、

その化身、
阿遅志貴高日子根神が
民話では、女装したり、
村人に化けたり変化することになります。

特に、民話上、
腕白坊主の神様であった
というところが、
この神様の性格をよく表しています。

闇淤加美神、
阿遅志貴高日子根神、
賀茂別雷神の3柱は
同一神で

九鬼氏が信仰していた
賀茂の神様、賀茂大神と呼ばれ、
鳥羽市松尾町の加茂などに
この名残が残ります。


〜わらじ祭りホームページ参考

映画では

レイは砂漠の惑星ジャクーに居て、
幼い頃に両親に捨てられたレイは、
独りで廃品を拾って
生計を立てていました。

ジャクーは
新共和国と銀河帝国との間で勃発した
「ジャクーの戦い」の舞台であり、
数々の戦闘機の残骸が
放置されているような場所で、

やがてレイは
ルークが隠居している
水の惑星オク=トーに、
ミレニアム・ファルコンでたどり着き、
フォースを覚醒させます。

さすが
水の神だけに
砂漠の惑星ではなく、
水の惑星になるんですね。

因みに、ルークが隠れていた島は、

波切では
大王崎の沖にある大王島で、
ダンダラボッチが住んでいた

とされています。

エピソード7〜9では
レイアの息子、カイロ・レン(ベン・ソロ)が
韋夜神でもあり、
大王島のルークがダイダラボッチ役になります。
レンはそれ故に
韋夜(天岩戸隠れの夜)を支配しようとします。



『韋夜神(揖夜神)は韋駄天、
韋駄天はクマーラ(スカンダ)』

〜志摩波切の神(韋夜神)はスカイウォーカー

スカンダが六面十二臂を持つ理由として
このような異説がある。
元々スカンダは6人兄弟だったが、
パールヴァティーが
彼等をあまりにかわいく感じて
強く抱きしめた為、
彼等は頭と腕の数はそのままに
体が合体して一つになった。
スカンダを見たパールヴァティーは
強い母性愛を感じ、自然と母乳が流れ出した。
〜wik参考

スターウォーズが完結しましたね。
以前より、スターウォーズは
志摩波切の神々や昔話を参考に
作られていると解説してきましたが、
波切の韋夜神の由来は
ヒンドゥー教にまで遡る事ができます。

そもそも韋夜神は仏教では韋駄天となっていて、ヒンドゥー教ではカールッティケーヤ(サンスクリット語: कार्त्तिकेय、Kārttikeya、すばる星団)、クマーラ(サンスクリット語: कुमार、Kumāra、少年)、マハーセーナ(偉大なる戦士)、セーナーパティ(戦士の王)、グハ(神秘的な者)、シャクティダラ(槍を持つ者)、ターラカジット(ターラカの征服者)等と64の名を持った神となっています。

また、韋夜とはアマテラスが岩戸にこもった暗闇という意味もあり、エピソード4(第一作)でルークが惑星タトゥーインで二つの太陽が沈んでいくシーンがアマテラスの岩戸隠れを表し、今回のエピソード9では「スカイウォーカーの夜明け」というサブタイトルとなっていて、惑星タトゥーインの二つの太陽の日の出のシーンもあります。

志摩の星神(石神)たちは、それぞれにスターウォーズのキャラクターとなっていて、今回の完結編で明らかになったのは、シスの皇帝『パルパティーン』とスカンダ(韋夜神、韋駄天、クマーラ)との関係です。

インド神話では、スカンダの父はシヴァ、母はデーヴァセーナー(パールヴァティ)もしくはガンガー(パールヴァティの妹)で、代理父がアグニ、代理母がスヴァーハーとなっています。

ここにスカンダの母として登場するパールヴァティこそ、皇帝パルパティーンであり、レイの祖父という位置づけとなっているのです。

ですから、
レイが物語の最後のセリフで
「レイ・スカイウォーカー」
と名乗る理由がそこにあるのです。

何故なら
スカイウォーカーとは「空を歩く者」、
『韋駄天(韋夜神、揖屋神)」に
他ならないからです。

文・蛯原春比古さまに
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