【易経】おかげさまのこころ 陰陽は易学の基本 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

修業(しゅうぎょう)

 

 

易経一日一言

 

 

 

君子は

徳に進み業(ぎょう)を修む。

 

(文言伝)

 

 

 

「徳」とは、

善き人格や善き行いのための

要件となるもの。

 

自分がどうあるべきなのか、

どういう振る舞いを

しなければならないのかを

指し示し、

 

自分の質を

向上させるものである。

 

 

また、この質にも、

 

人間的な質、技術的な質、

企業としての質などいろいろあるが、

 

日々、志した

「質」の向上を目指して

自分の日々の仕事を修めることが

大切である。

それを「修業」という。

 

 

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王陽明が

 

「天下の事万変すと雖も、

吾が之に応ずる所以は

喜怒哀楽の四者を出でず。」

 

(生活の様々な場面で

喜怒哀楽の感情が現れないということは、

生きた人間にはあり得ないことです。)

 

と言っているのも、

 

 

『南洲翁遺訓』に

 

「何程制度方法を論ずるとも、

其の人に非ざれば、行はれ難し。

人有りて、後方法の、

行はれるものなれば、

人は第一の宝にして、

己れ其の人に成るの心懸け肝要なり。」

 

(どんなに制度や方法を論議しても、

それを行なう人がダメならば

うまく行われない。

人こそ宝であり、

自分もそういう

立派な人物になるよう

心掛けることが大事である。)

 

 

といういうのも、

 

まずは人間なのだということ。

 

 

その人間が、

往々にして感情に溺れ、

執着する事によって

欲の虜になっていきます。

 

 

人間学を通じて

そうした感情を適度に抑える

 

ということが修業であり、

 

徳へ

第一歩の始まりなのです。

 

 

 

 

 

 

豊かな時代にこそ

 

 

易経一日一言

 

 

 

萃(すい)は亨(とお)る。

 

王有廟(おうゆうびょう)に

仮(いた)る。

 

(沢地萃)

 

 

 

「萃(すい)」は「集まる」。

 

人が集まるところには

物が集まるから、

富んで盛んな時を表す。

 

 

「王有廟(おうゆうびょう)に

仮(いた)る」

とは、

 

王が

先祖の霊を祀(まつ)る

祭祀(さいし)を行う。

 

人心を集め、一心に願い、

気を中心に集めるために

行うものである。

 

 

人や物が集まると、欲心も集まり、

奪い合いなどの争いが起こる。

 

また、豊かで富んだ時代は

感謝の心を忘れ、

人々は志を見失う。

 

 

豊かな時代こそ、

 

気を集めて正し、

引き締めて、

志を立てることが大切である。

 

 

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人間とは

いとも悲しきものです。

 

志をもった者たちが集まって

ことを成し遂げると

途端に仲違いが始まる。

 

 

身が育ち始め収穫の時になると、

もっと収穫できればと

欲が頭をもたげます。

 

土を耕す準備をし

土を耕す時の先を思う

心の時を忘れてしまいます。

 

 

『孟子』に

このような一節があります。

 

 

「宋の人に、

自分の田の苗が

なかなか伸びないのを気にやんで、

一本一本、

心(しん)を引き抜き

引き伸ばした者があった。

 

そして

すっかり疲れ切って帰り、

家人にむかい、

 

『今日は疲れた。

自分は苗が早く伸びるように、

苗を助けて成長させてやった。』

 

と言うので、

 

その子は不審に思い、

走って往って見ると、

苗は皆枯れてしまっていた。」

 

 

「助長」という故事の出典が

孟子です。

 

 

助長とは

 

「能力を伸ばすように働きかけること、

急速に成長させようとして

無理に力を添え、

かえって成長を妨げること」。

 

 

これも、

 

自然に反して、

人為的に事を成そうとする「欲」が

根底にあるから

 

なのではないでしょうか。

 

 

 

 

ありがとうございます

 

王が、先祖の霊の

祭祀を行う

 

この言葉に

 

未来に向かって

がむしゃらに

走っていくことも

大事だが

 

こうして

この世に生きて

人脈に恵まれて

仕事をして

いけているのは

 

すべて

神仏さま、ご先祖さまの

おかげ

という感謝のこころを

忘れてはならない

 

まったくだと思いました

 

目標、未来ー陽

先祖ー陰

陰陽の作用が

うまくいっている

人ほど

運にも恵まれている

といっても

過言ではないと

思います

 

人生山あり谷あり

 

急激な

上昇や下降は

心身も病んでしまいます

 

それが緩やかであれば

あるほど

 

柳に風の如く

考えることも

動くことにも

心身に余裕があります

 

運も左右するけど

 

ほとんどは

やはり

論語や菜根譚のような

書物を読むことにより

受け流しも

スムーズになると

わたしは思います

 

心身に

免疫力をつけておく

それは

古典的な書物の中に

隠れていると

近年になって

思うようになりました

 

安岡正篤先生や

二宮尊徳翁や

昔の偉人と呼ばれる人の

言葉には

力があります


眼力、洞察力の素晴らしさ

 

 

占いに頼ることは

最終手段であり

 

まずは

自分の心身が

健康であること

 

そのことによって

運もつくと思います



精神的に

イライラしたり


他人のする事が面白くなく

中傷したり


また、病気していると


他人が楽しい事を

しているのが

疎ましく思ったり


心身健全の有り難さを

感謝するこころを

常に念頭に置いて

暮らしていくことは

大事ですね