ライフスタイルは、心が成熟しないと変わらない | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

拝読感謝♥
占ってもらうだけでは変わらない今を、開運行動するだけで、あなたを変える!
黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!




清水友邦さまのお話
シェアさせていただきました
ありがとうございます



1950年代に
マズローは

下位の欲求である
生理的欲求が
ある程度満たされるにしたがい、
上の欲求に向かうとされる
有名な
階層欲求論を発表しました。

・ 生理的欲求……呼吸・水・食物・睡眠など
        生きるのに最低必要な欲求

・ 安全欲求……依存・保護・安全への欲求

・ 帰属欲求……家族、企業、組織、団体への
        所属を求める欲求、
        自分が愛され認められたい欲求

・自己評価欲求……他人、社会に
評価されることへの欲求

・ 自己実現……自分がなりたいのものへの欲求

・自己超越……自分自身を超えたいという欲求

基本的欲求がなんであるか、
きがつかないと

代理欲求が次々と発生して、
いつまでもその代理欲求が出続けます。


いくら食べても食べても
満足できなくて、
病的に肥満してしまう人とか、

数えきれないほど
趣味の雑貨を集めても、
決して満足できなかったりします。

基本的欲求が満たされないと、

自分に自信が持てなかったり、
人に認められることにこだわったり、
愛することより
愛されることを求めたり、

その後の人生で
問題が生じてしまいます。

幼児のときに
必要な欲求が満たされないと、

体は立派な大人なのに
中身は成長がストップしたままの
人が多いのです。

本当の欲求が
満たされないかぎり、

物質的な代理欲求の行動を
いくらとっても
本当の満足が得られません。



心が成長しないと、

無駄な消費を繰り返し
環境を破壊し、
感情が制御不能な暴力となって
吹き荒れます。



人類の意識の
発達段階のターニングポイントが
起きたのが、

1960年代です。

ニコニコわたしはこの年代の生まれですが
これ以降で
日本人の意識が変わったのは
団塊の世代が大きい
核家族化、これが一番
心の成長に影響力を持ったでしょうね
パブルは、お金お金の時代で
親が子どもに
お金さえ与えれば、黙っていると
したことから
日本人の意識に、「お金」という
文字が付きまとう
テレビゲームも、与えておけば
子どもは黙るという、親の心理が働いていた


1960年代は
外側の革命と内面の革命が
世界で同時多発的に起きた時代でした。


社会変革を求める公民権運動、
ベトナム反戦運動などの
反体制的な政治運動とともに
対抗文化(カウンターカルチャー)

ヒッピー運動(フラワームーブメント)は
アメリカ人の価値観と
ライフスタイルの転換を
生み出しました。


それまで
外側の地位や名誉や
経済的な成功にあった
アメリカ人の価値観が

内面の自己実現、
自己成就とする
主観的なものに移っていったのです。


物質的なものから
精神的な新しいライフスタイルを
おくる人々が
増え始めたのです。

80年代に
アメリカで、
膨大な費用をかけて
大規模な消費者調査が行われました。

その結果
新しいライフスタイル分析の手法として、
スタンフォード研究所の
アーノルド・ミッチェルによって

VALS類型論が著わされました。

「パラダイム・シフト」TBSブリタニカ

それによると、
VALS類型論の
最初の3段階の
生存型、維持型、所属型は、

マズローの
生理的欲求、安全欲求、 帰属欲求に
ほぼ対応しています。


「必要に駆られた人々」

生活物質が非常に限られていて、
選択する余地がなく、
必要に駆られた人生を送ります。

生存、安全、保障、
世俗的な因襲に関心があり、

それ以外の出来事には

関心が薄いのです。

その場しのぎで
無計画になりやすく、

人生や社会全体に対する
成熟した見通しを
ほとんど持っていません。

目先のことに
駆られた人生を送ります。

生活が厳しく、
あきらめの気持ちで貧困に喘いでいる
「生存型」

ある程度生活を維持しながらも
自分たちを抑圧している体制に
怒りや不信もっている
「維持型」があります。




VALS類型論では
その後の展開は
外部指向型と内部指向型の
二重構造になっています。




VALS類型論の外部指向型には
「競争型」と「達成者型」が
あります。

「所属型」
自分の所属する企業、宗教、
団体、組織に順応して
決められた規則に固執します。

必要に駆られた人々よりも
満足した人生を送ります。

大多数の目立たない
所属型の人々によって
社会が構成されています。


「競争型」
野心があり
成功を求めて
強い競争心を持っています。

目標は
「金持ちになる。」
「一流の運動選手になる。」
「肉体の快楽の追求」など

名誉、社会的地位、財産を求めます。

いい車、いい家、高価な宝石、
一流ブランドの衣服を
身につけ
目立つことを好みます。

そのため
他人と競争して
昇進と成功、金と権力、
名声を求めようとします。

しかし、
競争は勝者と敗者を生むため、
強い葛藤や欲求不満、
ストレスにさらされます。

 


「達成者型」

競争に勝った
数少ない人々のことです。

いわゆる成功した人々です。

成功したので自信があり、
達成した当初は
社会的地位に満足しています。
そして
その生活を継続すること望みます。

その状態に飽き足らなくなると、
この状態を超越して
統合型にいきます。


アメリカ人の69パーセントは
この外部指向型だ
といわれています。

貧困や豊かさもたらす
目に見える経済的成功や
物質的なものに
価値を置いています。



内部指向型には
「わたしはわたし型」と
「体験型」と「社会意識型」があります。

  60年代から
伝統的な家族の崩壊が進み
アメリカの社会が
大きく変化していきました。

マズローのモデルで
よくあるパターンは長年、
一生懸命働いて昇進して
社会的に成功した
会社の管理職のような人が
晩年、真理を好み、宗教的になり、
社会貢献をするようになって
自己実現にたどり着くことですが、

そんなマズローの
欲求の階層をとばして

突然20代の若者が
自己実現の道を歩み始めたのです。

60年代のネパールでは
髪をのばし
社会からドロップアウトして
内側からチベット密教に入り込む
若者がいました。

その当時ネパールに滞在して
「チベットの死者の書」を訳した
川崎博士は

専門学者よりも
チベット密教に通じた
薄汚いよれよれの若者を見て、
「ヒッピー恐るべし」と言いました。

かれらは
従来の社会の価値に左右されず、
自らの道を歩もうとした人々でした。



「わたしはわたし型」

 社会の価値観や常識よりも
自分の価値観を優先させます。

激しいロックやけばけばしい服装を
好んだりします。

外部指向型の両親に反発します。

仕事も気に入らないと
すぐ止めてしまいます。

どこかに帰属することをいやがります。

若く自己中心的で
フリーターに多い。

他人との違いをもとめ飽きっぽい。

オカルト、神秘主義に
関心を持つ者もいます。

「わたしはわたし型」は
経済的に短期間しか続かないので
20代にわりあいと多いのです。


「体験型」

 「わたしはわたし型」が成熟すれば

自分の内面に向って
自分自身を体験する方向へ向います。

家族生活を大切にした
ジョンレノンのように
パンを焼いたり料理を作る事に
喜びをおぼえたりします。

有機農業の体験、サーフィン、
山登り、サイクリングや
スピリチュアルなワークショップなど
体験的な方向に走ります。

瞑想を実践して
ある程度トラウマを解消して
至高体験をしている人たちです。

世界中を旅して
精神世界を体験したあげく
結婚して
今は菜食料理を調理する事に
大変な快感をおぼえて
喜んで主夫業にいそしむ人もいます。



「社会意識型」

私のまわりには
瞑想、ヨガ、セラピー、
ボディワーク、自然菜食、オーガニック、
有機農業、ディープ・エコロジー、
脱原発や環境問題に
関心を持っている人が多いです。

VALS類型論の
「わたしはわたし型」から

「体験型」を経た人々が
増えてきています。

社会意識型は

意識が自他を超えて
社会全体、地球、宇宙まで広がった
経験を持っています。

自分自身を体験して来くると、
隠遁しても

社会と無関係に
生きていく事はできないことに
気づきます。

そんな人は
自己感覚が自己を超えて
社会まで拡大しているので

責任感が強くなり
社会活動に積極的になります。

環境に関心を持ち
治癒に繋がる仕事を好み、
自己を信頼し
簡素な人生を生きようとします。 

上意下達のピラミッド型組織に
疑問をもち
社会変革を進めようとしています。


ここで注意が必要なのは

社会活動や市民運動のひとの中には
イデオロギーだけの人もいます。

体験型を経ていない
頭だけなので
内面に
心理的な防衛や抑圧があります。

内側に強い緊張があり
リラックスしていません。

強い葛藤を抱えている人は
「社会意識型」ではありません。

自分のシャドー(影)に無自覚なので、
抑圧された影を投影して
外側に敵を作ります。

そして影は
全能感を得ようと
他に対して攻撃的になり

相手を支配しようしたり、
やり込めようと力を誇示するのです。



最後は
内部指向型と外部指向型の
どちらの道も成熟した

「統合型」へ向かいます。



統合型

意識が成熟していて、
内面の衝動を自覚することができます。

外部指向と内部指向が
統合されているので、
物事を多面的に見る事が出来ます。

他人の考え方に寛容さがあります。

自分が何をすれば良いのか
わかっているので、
必要とあらば
リーダーにもサブにも回れる
柔軟さがあります。

この世界が
関係性の織物で出来ていることを
知っているので、

高次の判断と決断ができます。


統合型の人々は
まだ数が少ないですが、

統合型の人間が増え
社会が成熟すれば

法律、政府、裁判所、警察、軍隊は
必要がなくなり、

国境線は消えるでしょう。



結局、
一人、一人、
個人の意識が
成熟していくしか
道はないのでしょう。


それまで人類が

生存できる環境を願います。



清水友邦著「覚醒の真実」より


ありがとうございます




よしもとより

 







中国でも研究されている