お狐さまと荼枳尼天さまと、土用 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

天台宗 眺海山 仙岳院

 

わたしが時折参拝している

地域の仙岳院の境内にある

笠松稲荷神社です。

 

実は、別の場所ありました

だいぶ荒廃している様子です。

 

 

それがなぜ、この仙岳院に

鎮座しているのか。

もともと

遊郭街の中にある、笠松稲荷は

女郎さんたちが

通う男性の、出世を祈り

参拝したお稲荷さまです。

 

仙台市街地の、稲荷小路には

豊川稲荷さまが

鎮座しています

こちらにも

 

豊川稲荷の「稲荷」とは

境内の鎮守として祀られる

吒枳尼天(だきにてん)のことです



北斎漫画より




稲荷神社稲荷社

稲荷神を祀る神社


京都市伏見区にある

伏見稲荷大社

神道上の稲荷神社の総本宮となっている


神仏分離の際、

稲荷神社は

多数の神道系と

少数の仏教系とに分かれたという


「稲成り」の意味だったものが、

稲を荷なう神像の姿から

後に

「稲荷」の字が当てられたとされるが


「稲生」や「稲成」、「伊奈利」とする

神社も存在する



宇迦之御魂神

(うかのみたま、倉稲魂命とも書く)、

豊宇気毘売神(とようけびめ)、

保食神(うけもち)、

大宣都比売神(おおげつひめ)、

若宇迦売神(わかうかのめ)、

御饌津神(みけつ)など、

穀物・食物の神を主な祭神とする



古くから

狐は

霊的動物として


稲荷神の使い

ないしは稲荷神そのもの」

と信仰される

 


Wikipedia

荼枳尼天さまとは
荼枳尼天の起源である
インドのダーキニーは、
裸身で虚空を駆け
人肉を食べる魔女である
ダーキニーの起源は明らかでないが
ヒンドゥー教
もしくはベンガル地方
土着信仰から
仏教に導入されたと考えられている


平安初期に
空海により
伝えられた真言密教では、
 荼枳尼
胎蔵曼荼羅の外金剛院・南方に配せられ、
奪精鬼として
閻魔天の眷属となっている

半裸で血器や短刀、屍肉を
手にする姿であるが、
後の閻魔天曼荼羅では
薬袋らしき皮の小袋を持つようになる
さらに時代が下ると、
その形像は
半裸形から
白狐にまたがる女天形へと変化し、
荼枳尼“天”と呼ばれるようになる。

また、
辰狐王菩薩(しんこおうぼさつ)
貴狐天皇(貴狐天王、きこてんのう)
とも呼ばれる


 清盛と荼枳尼天 (歌川国芳

盛衰記人品箋 1840年

 清盛が

蓮台野で狩りをしている時、

眼の前に大きな狐が現れ
射ろうとすると
狐はたちまち貴黄女となり、
命を助けてくれれば望みをかなえると約束、
清盛は
貴弧天王(財弁天)と思い、
礼拝し、吒枳尼天法を行じた。
外法を成就し
一代限りの栄華を手にした。



五行論で言えば
黄色=土
土用ですね!

五行の性質において、
木気は
植物のような発育伸長する勢いある傾向、
火気は
勢いが頂点に達し燃え盛る性質、
金気は
熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、
水気は
凝縮しきってエネルギーを秘めつつ
静的に留まった状態であり、

これらは四季、
太陽、植物などの周期変化の観察から
象徴化された。

土気は
土壌におくと種が発芽することの観察から、
大きな変化を促し
保護する働きと場所の象徴である。

四季には
それぞれ象徴である
木火金水が
順当に割り当てられたが、
そのままでは
季節が変わる際に性質の異なる気が接し
ギャップが生じる事になる。

現実のスムーズな移行には
バッファ的に働き
現在から次の季節の気へと
変容させる期間があり、

ここで
土気が
活発に働いているとみたのが
土用(土の働き)である。

この期間は、
1年を五行の5等分し、
さらに土を
四季に配分するため、4等分した長さとなる

と、あります。

つまりは
急に、春から夏に
変わる訳ではなく
【あいまいさ】があって
徐々に変化しています。
土用という期間は
養生期間で
お休みの時期に
土を動かしたりすれば
障りという
ペナルティをいただく
ということです