天一天上が
始まっています!
ところで
天一天上ってなに?
天一神は
常に八方を運行して
人事の吉凶禍福を
司り、悪い方角を
塞いで守る神様です
方角神の一つで、
十二天将の主将です。
安倍晴明をはじめとする
陰陽師にとって
必須の占術であった
六壬神課で使用する
象徴体系の一つである。
北極星を中心とする星や
星座に起源を持っており、
それぞれが陰陽五行説に当てはまる。
十二神将とは、全然違います
参考画像お借りいたしました
天一神忌は
860年ころにはじまり
《源氏物語》の〈手習〉には
僧都が長谷寺参詣の帰り,
病んだ母尼を
小野の家へつれもどすべきを,
天一神の方塞りで
宇治院に移した話をのせ,
〈帚木〉では
源氏が
内裏から方塞りの左大臣邸へきて
女房たちのすすめで
伊予守の家へ移った次第が
述べられている。
しかしこの神が
天上に上る日は
天一天上とて何事も吉とされ,
藤原実資は
その日に寝殿の檜皮をふかせた。
王相は
月塞りの禁忌であり,
八将神は
大歳,大将軍,大陰,歳刑,
歳破,歳殺,黄旛,豹尾の諸神をさす
と、あります。
その年の最初の
天一天上の1日目を
「天一太郎」と言い、
上吉日とされている。
この日に雨が降ると
その後の天候が良くなくなる
と言われ、
この日の天候で
その年の豊作・凶作を占った。
癸巳の日に
西北から天に帰り
戊申の日に
天上から降りて
また八方を巡ります
16日間です
つまり
十干 十二支
60通りあります
このうちの16日間は
天一天上で
残り、44日間は
八方を巡っているのです
天に帰っている時は
お障りはありません!
縁起をかつぐ
相場師は
この日を
相場が上騰すると
ことわざにも
しました
その代わり
日遊神
(天一の火神と
いわれる)が
地におり、
画像お借りいたしました
人家にとどまって
祟りをするので、
この期間中は
屋内を清潔にせよ
ともいう
でも
天上から降りて
八方巡っている時は
その方角で
お産、談判
掛け合い、
引っ越し先、旅行など
慎みなさいと
されています
30~45番目が
天一天上
16日間
のちに
この順番で
巡ります
天一神遊行
といい
その方角は
「塞がり」
この方角へ向かって
出産したり、
談判、掛け合い、
争い事や不浄な事、
伐採などをすると
大きな災いや大厄を招くとされます
むかしは
この方角へ外出する場合は
まっすぐ向かわず、
別の方角から大回りして
進まなければなりませんでした
これを
「方違え」といいます
46 己酉 6日間
艮 北東
↓
52 乙卯 5日間
卯 東
↓
57 庚申 6日間
巽 南東
↓
3 丙寅 5日間
午 南
↓
8 辛未 6日間
坤 南西
↓
14 丁丑 5日間
酉 西
↓
19 壬午 6日間
乾 北西
↓
25 戊子 5日間
子 北
↓
30~45
癸巳~戊申
16日間
天一天上
↓
暦の、「干支」で
その干支が現れたら
その日から
何日間かは
方違えとなり
重要なことなどは
行わないようにします
2022年10月再投稿