渋谷駅線路沿いに4畳半のスペースの居酒屋がぎっしりと軒を連ねるのんべい横町にある、予約困難な焼き鳥屋。
女将さん一人で切り盛りをしているため、女将さんを中心としたルールがあります。
店内は10人座るのがやっと（今回11人だったのでギュウギュウ）の店内。
古き良き昭和の面影がそのまま残っています。
今回は食べログで活躍されている一級うん築士さんのお誘いの下、食べ友「コダワリの女のひとりごと」Fueさんとご一緒しました。
一級うん築士さんに以前お会いしたときに「渋谷で食べ歩きをしているなら、行ってみるといいよ」と言われていたのですが、女友達と一緒に行くお店ではないし、予約も困難と聞いていたので（理由は〆で）、「行くことはないんだろうな」と諦めていたところに、ご本人からお誘いを受けてしまいました♪
のんべい横町一の繁盛店。
1日3部制ですが、1ヶ月先まで予約が一杯。
食事中もひっきりなしに予約の電話が掛かってきます。
大根おろし
まず始めに出されるのは、うずらの卵入りの大根おろし。
こちらは最後にお楽しみがあるので半分残しながら食べます。
焼き鳥：モツ（やわらかい）
写真だと小さく見えますが、幼児のこぶし3個分ぐらいの大きさの焼き鳥です。
とてもやわらかいレバー（だと思う）。
塩とタレを選べますが、常連さんはタレで注文のようです。
写真を撮らなかったのですが、イチロー選手がCMしているキリン一番搾りで乾杯！
イチローのポスターやカレンダーが目に入ります。
ほぐしてみんなで突っついて食べます。
ほとんどレアです。
焼き鳥：ハツ
お次はハツ。こちらは塩焼き。
ハツは母が大好きで、一時期焼き鳥を買ってくるとハツばかりという事態になり、苦手な食材の一部になってしまったのですが、鮮度が違うのでプリプリ！
こんなハツは食べたことがありません。
ハツを見くびってました。
熱燗
小さいやかんで出てくる熱燗。
なんかかわいい♪
ワイン
ワインは一升瓶からドボドボと豪快に注ぎます。
レバ刺し
新鮮なので食べられる名物レバ刺し。
ごま油＋塩ダレにしょうが、にんにくで食べます。
臭みがまったくなく、レバー苦手な人でも食べられる逸品だと思います。
適度な弾力があり、口に入れるとトロっと溶けます。
レバ刺しサイコー！！
焼き鳥：鶏
レバ刺しでトロトロになっていると、シンプルな塩味の鶏の焼き鳥。
適度な弾力。
レバ刺し後なのでインパクトが薄れました。
焼き鳥：合鴨
上質な脂が滴り落ちる合鴨は一級うん築さんのお気に入り。
冷めても脂が固まらず、旨みが変わらなかったのにビックリです。
お新香
お口直しはキュウリとカブの浅漬け。
やや薄味ですが、濃厚で濃密な焼き鳥を食べた後にはさっぱり。
一番最後はお通しで出てきた大根おろしに、鶏の出汁がたっぷり出たスープを入れて飲み干してお会計。
お会計は3人で5,000円弱。
そしてお会計の際に次回の予約をするのが常識のようです。
自分の都合より、空いている日を聞いた方が良さそうなカンジでした。
前述しましたがこちらのお店は女将さん一人で切り盛りをしているので、お客さんが作ったルールブックもあり、注文できる料理・お酒の量が決まっています。
料理に関しては単純に大きくて食べきれないので食べられる量を出しているようです。
出来れば常連さんに連れてきてもらい、慣れた頃に自分で予約を入れて常連になった方が良い雰囲気だと感じました。
ルールがあるといっても、女将さんが手が空いた時は、そのときの場の雰囲気で色々お話もしてくれます。
それぞれのグループで楽しんでいても、女将さんが話し出すとみんなで耳を傾けて、みんなで笑います。
こういう雰囲気はこういう場でしか楽しめないので、本当に楽しかったです。
一級うん築士さんに「おやじの世界に引きずり込んでしまって…」と言われましたが、今回お店に11人居たのですが私やFueさんを入れて5名も女性がいて、珍しく華の多い時間帯だったようです。
そしておやじの世界は男性に連れられてじゃないとまず利用できないので、貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました！そして、これからもよろしくお願いします！
この後、Fueさんとはスイーツ二次会へ！
鳥重
東京都渋谷区渋谷1-25-10
のんべい横丁
食べログ 鳥重 （焼鳥 / 渋谷、神泉）
↑ランキング参加中！このブログが気に入った方、参考になった方はクリック！