羽生さんが地元テレビでアイスショーを開くと宣言したとき、ファンがいろいろなスケーターをゲスト候補にあげていたけれど、何となくゲストは誰も呼ばないんじゃないかなと予想していた。だってゲストが出て順番に滑るだけなら、今までのショーと変わらないもの。ただアーティストとか司会者は最低でも呼ぶかなと思っていたから、完全なるワンマンショーと聞いてビックリした。こうなると不安なのは羽生さんの体力面だけど、それについてはしっかり対策を立てているはず。

今回のワンマンショーと言う形態はメリットもある。まず、他スタッフからのコロナの持ち込みの可能性がグッと少なくなる。情報漏洩も少なくなるし、誰を呼ばなかったとか呼んだとか変な憶測が飛び交うこともない。初めての羽生さんプロデュースのショー、誰が邪魔をしようと企んでいるか分からない。

そう言えば早速日刊ゲンダイから変な記事が出ていた(リンクは貼りません)。
『羽生結弦が初の「ワンマン」アイスショー開催 同業スケーターがヤキモキする理由』だって。

ヤキモキしているのは今までなぁなぁでアイスショーをやっていたスケーター達じゃないかな。どうしても比較されちゃうものね。きっと「羽生め、余計なことしやがって。楽できないじゃないか。空気読めよ。」とか思っていそう。てっきりその話かなと思っていたら、全然違った。
「一人でやるなんてけしからん。みんなに恩恵を分け与えろ。」的な話だった。

大体、羽生さんのショーに出られると思っているスケーターって日本にいるの?羽生さんのyou tubeの「3.プロローグ」を見ても分かるとおり、あまりにもアイスショーに対する志が違うもの。おちゃらけた気分で来られたら迷惑。

本田武史さんが9月28日のスポルティーバで、日本でのいくつかのアイスショーはちゃんと興行として成り立っていると話していたから、別に羽生さんに今更擦り寄らなくても大丈夫でしょ。(それにしてもこの記事も全然的外れだった。)
あっ、海外の一部の厚顔無恥なスケーター達やプロモーター達は絡みたかっただろうな。

今回、羽生さんのワンマンショーで内心焦っているのはCICの真壁さんかもしれない。自分の仲の良いお友達に恩を売れなかったからね。ワンマンショーとはCICも予想付かなかったんじゃないかな。
どんどん先を行く羽生さんと、王道のショーにこだわるCIC。この先自分でショーを作り上げていく楽しさを知った羽生さんを、CICは繋ぎ止めることができるだろうか。

とはいえ今回は、CICが羽生さんのために急な場所取りに奔走してくれたのだろう。それについては多くのファンがCICに感謝していると思う。

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