記事のタイトルを変更しました。「グッドタイミング」という言葉は、羽生さんの苦悩に寄り添っていない気がしましたので。不快に感じた方もいらしたかと思いますが、ごめんなさい。

 

羽生さんのテレ東のインタビュー2回目を聞いて、羽生さんは北京前に4Aを成功させて早くISUや日本スケ連と手を切りたかったんじゃなかろうかと感じた。

結果的には北京に引っ張り出されてしまったわけだけど、でも果敢に4Aに挑戦する姿は世界中の人々の心を打ち、ファンをさらに増やす結果となった。メダリスト達を霞ませるほどに。
(まあ女子もドーピング問題もあって、シングルは羽生さん以外はグダグダだった印象。)

確かにこの何年にもわたる羽生さんに対する仕打ちは想像するとファンとして辛くなる。だからこう言うことを書くのはどうかとは思うが、羽生さんがISUや日本スケ連に引導を渡したこのタイミングは絶妙だったのではないだろうか。


もし羽生さんが平昌で二連覇してすぐにプロになったら?
もちろん羽生さんの人気はその当時もすごかった。パレードを思い出せば分かる。けれどここまでISUや日本スケ連にダメージを与えられただろうか。
もちろんバイアス採点は前々からあったし、ちょっとこれは…と思うこともあった。でもフィギュアスケートファンは去りはしなかっただろう。

しかしこの数年間の仕打ちはどうだ。そのあまりの理不尽さはもはやいじめレベルだった。ルールを下手な選手に有利になるように変え、しかもそのルールすら無視するジャッジ達。スター選手にしようとした選手がさっぱり人気が出ないから、それがさらに加速する。あまりにあからさますぎて元々のフィギュアスケートファンも反旗を翻した。
「逆に聞きたい。どうして人気が出ると思ったの?」

結局は羽生さん一人にかつてないほど人気が集中してしまった。これは向こう陣営にとって想定外だったかもしれない。
日本スケ連は日本スケ連で、羽生さんの夢の4Aがあるから今年度はまだやるだろうと高を括って大きい会場を押さえていた筈だ。とらぬ狸の皮算用を随分はじいていたのではないか。GSだってどこが羽生さんに出場させるかでもめていたから、なかなか決まらなかったと思われる。

コロナによる減収に加えてロシアの閉め出し。
そこへ羽生さんがISUや日本スケ連に引導を渡したら、どうなるかは火を見るよりも明らか。
羽生さんは膨大のファンと恐らくアンチまで連れて去ってしまう。そしていずれはスポンサーとテレビ放映も去ってしまうかもしれない。
明らかにISUや日本スケ連に大ダメージを与えられるタイミングだった。
これは膨大なファンを持った羽生さんだから可能だったのだ。
向こう陣営のやり過ぎが、羽生さんの膨大なファンの獲得に多少なりとも貢献していた面があるのは皮肉なことだ。

そういえば国別の会場が有明アリーナから、より小さい東京体育館に変更になったとか。自分は心が狭い人間なので、ざまぁみろと思っている。
これから影響はジワリジワリ来るかもしれない。だからって慌ててスター選手を作ろうとしないでね。

まだメンテナンス中…。

 

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