アマプラでドラマ版から全部観た『前科者』




ドラマ観て初めて保護司というものを知って、報酬なしでここまで出来るのかと考えた。


映画では、ドラマの中では描かれなかった阿川佳代(有村架純)が何故保護司になったのかが掘り下げられていて

映画だけでも観ることはできるけど、ドラマ版を観てない人は観てからの方がいいかなと思った。




物語の軸は佳代が担当する工藤誠(森田剛)の更生。
そこに佳代の過去や、街で起きる連続殺人事件が絡んでくる。




事件の裏側には表だけしか見えない人に理解できない(理解しようがない)事がいくつもあるかもしれないということを見せられる映画でしんどかった。


殺人犯にはそうしてしまう理由があった(親の虐待や母の死など)
この手の話が苦手な人はダメだと思う。

それでも工藤誠(森田剛)と弟(若葉竜也)に見入ってしまった。


何より、佳代(有村架純)の垣間見える素顔のような瞬間が自然で

ちゃんと1人の人間なんだなこの人も、と思える。




タイトルは『前科者』だけど
映画もドラマも、“保護司”というものを重点的に観るための作品。



ドラマと映画どちらが良かったかと聞かれたら、個人的にはドラマの方かな、、



人はひとりでは生きていけないよなあ







まだの方はぜひ。




では今日はこの辺で~