マロオケのチケット発売は、11月3日から! | 結月美妃の“あれアレこれコレ”

マロオケのチケット発売は、11月3日から!

 結月でございます。

 

 昨日、京都から帰ると、猫たちが待っていた。

 

 随分、寒くなったので、夏仕様の蒲団を冬モードに換えた。すると、マオミィが蒲団の中に潜り込んできたり、ともかく暖かい蒲団が大好きな猫たちは、蒲団を占拠してしまって、毎年恒例の

 

 「アタシ、寝るとこ、ないし」

 

 であって、猫の隙間に身を滑らせなければならない。

 

 しかしながら、猫好きにはこの猫ベッタリなモードが実にうれしいわけで、幸せを感じるひと時なのです。

 

 そんな今日、新店舗、というか、わたしの仕事場的なアキバな結美堂にやってきて、光回線の確認のため業者さんが来た。調べてみると、ガッデムなことに、この建物は光回線が通らないらしい。

 

 どうやら配管が途中までしかないらしく、なんでそんな途中であきらめたのかよくわからない。

 

 日産にせよ、神戸製鋼にせよ、とにかくね、日本は日本人が思ってるほどちゃんとしてないの! わたしはずっとそのことを言い続けてきた。日本人って、自分をすげえと盲信しすぎ。

 

 ともかく、ネットを通すにはこの建物が入っている業者からでないと駄目なようで、しかし、こっちの光回線の契約もあるし、面倒だね。

 

 実は今日、電車の中で固定電話も光回線もやめていいかなって思ってた。

 

 なぜなら、今、ノートパソコンをスマホにつないで使っているんだけど、特に不便がない。

 

 スマホに通信を集中させるとデータ容量が足りなくなるかもしれないとはいえ、それはスマホのデータ容量を増やせばいいだけで、つまり固定電話と光回線の月の払いよりもそのほうが断然安いのではないかということ。

 

 正直、固定電話はほぼ使わない。サイトにもスマホの電話番号でやってしまってもいいし、通信もスマホなら固定の経費が要らなくなる。

 

 移転に伴って、無駄をなくし、スリム化をしているわたしとしては、固定電話の番号をふたつ持っていることの意味を失っていて、それは今、電話で問い合わせするひとがとても少ないということ、さらに固定電話でしかつなげなかったクレジット決済の端末が今はスマホのアプリでできるようになったことが原因。

 

 次々と使いやすくて、スピーディーで、コストが安いサービスが出てきているから、古いものが急速に要らなくなってる。

 

 と、そんな具合に引っ越しすると、引っ越しならではの面倒が最初はあるわけで、それもスリム化の浄化のひとつかなと思ってる。

 

 スリム化は時間を生み出すことになる。

 

 意外にも要らないもの、やらなくていいものに時間は取られているもので、わたしがこれからやりたいいくつかのプロジェクトをやるにはスリム化して時間を生み出していかないと、物理的に時間がない。

 

 今日の夕方、そう言えば今日は何を食べたんだっけ?と思うも、思い出せない。

 

 わたしはすでに食には興味がないので、テキトーなものしか食べてないので、記憶に残らない。

 

 高い食事やよくできた料理というのは、つまり味のことよりも、記憶に残る料理だって気がする。

 

 いつまでも忘れられない味ってある。

 

 わたしとしてはパリの「ル・トラン・ブルー」でのじゃがいものポタージュとか、リヨンのローストチキンとか、北京の天安門に近くにある料理屋で食べたブラックバスの清蒸魚とか、その他いろいろ。

 

 かなりおいしいものは食べてきたので、それを記憶するメモリーがわたしの中ではいっぱいになってしまって、だから食には興味がないのかもしれない。

 

 お酒もそうで、実は昨日、京都からクルマを運転して疲れたので、シングルモルトのタリスカーを禁断のオンザロックで飲んだ。

 

 最初はやっぱりおいしいなと思った。ところが食事しながら飲んで、10分ほどでタリスカーの風味を感じなくなった。舌はすぐに鈍感になるし、酔いが回るとお酒の味はそれほど感じなくなる。

 

 だから、途中で馬鹿らしくなって、トリスにした。タリスカーの風味も感じなくなっているのに高い酒を飲むことが馬鹿らしくなったから。

 

 結局、ある程度飲んじゃえば、味覚も馬鹿になって、どれを飲んでも最初ほどの違いは感じられなくなる。

 

 それは誰かと食事する雰囲気であれば、その雰囲気のためにいい料理屋いいお酒があっていいと思うけれど、ひとりだとどんなことは要求されない。

 

 ゆとり世代くらいから、上司に誘われて飲みに行かなくなって、でも上の世代は上司と飲みに行ったら、いい酒を奢ってくっるというのだけど、ゆとり世代的には、

 

 「いえ、家でゆっくり飲んだほうがおいしいんで…」

 

 ということらしい。

 

 この気持ち、わたしはすごくよくわかる。

 

 わたしも外で高い酒なんか飲むよりも、それがたとえ奢ってもらえるものだとしても、猫たちがテーブルにいる場で、好きな物を、好きなように、気張らない安いお酒を猫と一緒に飲んだり食べたりするのが気持ちいい。

 

 だから、ご馳走なんて食べたいと思わないんだよね。

 

 これが今のトレンドだと思う。

 

 美食家のひとは、この世にはおいしいすばらしいものがあるのにそれを経験しないのはもったいない!とか言いそうだけど、ゆとり&結月的価値観だと、

 

 「別に食べたくないんで…」

 

 で、一蹴されてしまう。

 

 おいしいものを食べることが悪いとは言わない。でも、それに代わる価値観ってあるのが普通だし、今は食べることよりももっと楽しいことが選択できるからね。

 

 昔は食べることくらいしか楽しみはなかったんだと思うよ。

 

 わたしもやりたいプロジェクトがあるから、そっちをやるほうがご馳走を食べるより興味がある。

 

 いい酒飲んで、酔っぱらって、プロジェクトのことをできる時間がなくなるほうがアホらしい。

 

 それに今は安い物でも十分においしいから不満はない。スーパーの惣菜だってかなりのクオリティだしね。

 

 なので、外食で素敵な食事なんて、好きなひととするくらいでいいと思うんだよ。だから、わたしは好きなひと、それは恋愛とかというより人間的にね、好きなひととしか外では一緒に食べない。

 

 とまあ、とにかく数時間前に何を食べたか忘れるくらいインパクトのないものを食べてる食生活って、時間を生み出すと思うんだよね。

 

 ご馳走を食べたことへの感動は時間がもったいない。食べる感動はわたしとしてはもう時代遅れなもの。

 

 そんなことより、マロオケ、マロオケ!

 

 来年の船橋公演のチケットが2週間後の11月3日に発売開始だからね。

 

 すでにわたしのところにはチケットの問い合わせ来てます。

 

 会場の船橋市民文化ホールは昨年のサントリーの半分の大きさ。すなわち座席数も半分。すなわちチケットも半分の量しかない。

 

 つまり、早くチケット買ったほうがいいってこと。

 

 マロオケの演奏がどれだけスペシャルですばらしいかって、それは去年、サントリーホールに来てくれたひとは、ダイナマイトに感じて、知ってるよね?

 

 あの伝説的な東京初公演に来てくれたひとがそのまま半分来てしまったら、船橋公演はSOLDOUTなわけで、しかも今回は船橋市民文化ホール開館40周年記念だから、船橋市民の皆様にもたくさんお越しいただくコンサート。

 

 となると、現実的に考えると、かなり希少価値のあるチケットかってわかると思う。

 

 サントリーホールは会場がデカかったから、迷う時間はあっただろうけど、今回は迷っているうちにチケットがなくなるよ。

 

 船橋公演は、2018年4月28日(土)。開演は14:00。

 

 ゴールデンウィーク初日だかね。

 

 問い合わせは結美堂まで。

 

 電話は最初にお話した通り、まだ開通してないので、メールでよろしくね。